ジェームズ・ガン「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」第3弾再雇用の見込みなし
2018年8月6日 13:00

[映画.com ニュース] 米マーベル・スタジオの人気シリーズ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」前2作を手がけたジェームズ・ガン監督が、過去の不適切なツイートを理由に第3弾から降板させられた件で、主要キャストが公開書簡で復職を求めるという異例の事態にまで発展したにもかかわらず、親会社である米ウォルト・ディズニー・スタジオによる再雇用の見込みが薄いことが明らかになった。
米バラエティが関係者から入手した話によれば、ガン監督が過去Twitterに投稿した小児性愛やレイプにまつわるジョークの数々は、「ファミリー向け」というブランドイメージを何より大切にするディズニーにとって、いかなる理由があろうとも容認できるものではないという。内部事情に詳しいある関係者によれば、「他のスタジオとは異なる基準を設けているディズニーが、あれほど醜悪なジョークを投稿した人物を再雇用するとは思えない」。
同関係者はまた、ディズニー側がクリス・プラットやゾーイ・サルダナら主要キャストによる公開書簡を、「ガン監督を復帰させなければ出演をボイコットするという“脅し”として真摯に受け止めた」と認める。ただし、出演を拒否すれば契約違反で訴えられる可能性もあることから、「キャストらは渋々でも続投せざるを得ないだろう」と語っている。
ガン監督に復帰の見込みがないとなると、気になるのは後任についてだが、ディズニー/マーベルは当初2020年の公開を目指し、来年2月に撮影開始を予定していたものの、正式な公開日は未発表であるため、撮影および公開時期を大幅に先送りしたうえで、じっくりと時間をかけて探す構えだという。
ジョン・ファブロー(「アイアンマン」)やルッソ兄弟(「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」)、タイカ・ワイティティ(「マイティ・ソー バトルロイヤル」)らマーベルお抱えの監督陣が起用されるのではないかとの噂もあるが、いずれにせよ、独自の感性とユーモアセンスで、当時無名に等しかった原作コミックスをメガヒット映画シリーズへと導いたガン監督からメガホンを引き継ぐ監督が、大きなプレッシャーに直面することだけは間違いなさそうだ。

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