D・チャゼル監督&ライアン・ゴスリング「ファースト・マン」ベネチア映画祭オープニング作品に
2018年7月27日 17:00
[映画.com ニュース] 「ラ・ラ・ランド」に主演したライアン・ゴスリングとデイミアン・チャゼル監督が再タッグを組むことで話題の「ファースト・マン」が、第75回ベネチア国際映画祭のオープニング作品に選ばれたと、米バラエティが報じている。
同作は、アポロ11号のニール・アームストロング船長を題材にした伝記映画。1969年に人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号のミッションと並行し、謎に包まれたアームストロング船長の半生を描く意欲作だ。
ジェームズ・R・ハンセンによる伝記(「ファーストマン ニール・アームストロングの人生」)を下敷きに、「スポットライト 世紀のスクープ」のジョシュ・シンガーが脚本を執筆。アームストロング船長をゴスリング、妻ジャネットをクレア・フォイ(「ザ・クラウン」)が演じるほか、月着陸船操縦士バズ・アルドリン役にコリー・ストール、司令船操縦士マイク・コリンズ役にルーカス・ハースが決まっている。
チャゼル監督の前作「ラ・ラ・ランド」も、2016年にベネチア国際映画祭のオープニング作品に選ばれている。第75回ベネチア国際映画祭は、8月29日に開幕。17年のオープニング作品「シェイプ・オブ・ウォーター」を手がけたギレルモ・デル・トロ監督が、審査委員長を務める。