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22歳の新鋭・奥山大史監督「僕はイエス様が嫌い」がサンセバスチャン国際映画祭に出品!

2018年7月14日 06:00

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ニューディレクターズコンペティション部門にノミネート
ニューディレクターズコンペティション部門にノミネート
(C)『閉会宣言』

[映画.com ニュース]新鋭・奥山大史監督の長編デビュー作「僕はイエス様が嫌い」が、第66回サンセバスチャン国際映画祭のニューディレクターズコンペティション部門に正式出品されることがわかった。日本人としては「最年少(22歳)での出品」「同部門へのノミネートは7年ぶり」という2つの快挙を達成した。

大竹しのぶが主演した短編映画「Tokyo 2001/10/21 22:32-22:41」を手がけた奥山監督が、自ら脚本を執筆し、撮影と編集も兼任した「僕はイエス様が嫌い」。祖母と一緒に暮らすために、東京から雪深い地方の小学校へ転校することになったユラは、新しい同級生たちと行う礼拝に戸惑いを感じていた。やがてその行為にも慣れ、周囲と打ち解け始めた頃、目の前に小さな“イエス様”が出現。ユラは、願い事を必ず叶えてくれる“イエス様”の力を信じるようになっていく。

奥山大史監督
奥山大史監督
(C)『閉会宣言』

第66回サンセバスチャン国際映画祭は、第71回カンヌ国際映画祭で注目を浴びた「万引き家族」「寝ても覚めても」の上映、是枝裕和監督への生涯功労賞「ドノスティア賞」の授与決定など、日本映画界にとって話題のつきない映画祭だ。 2008年の「PASSION」(濱口竜介監督)、2011年の「エンディングノート」(砂田麻美監督)に続くニューディレクターズコンペティション部門出品を果たした奥山監督は「大学の卒業制作として初めて作った長編映画が、サンセバスチャン国際映画祭にノミネートして頂けたこと、嬉しいです」と胸中を吐露。「真冬の廃校で一緒に苦労して作り上げてくれたスタッフ・キャストの方々に改めて感謝します。映画祭期間中は、初めてだらけの日々になりそうで、楽しみです」とコメントを寄せている。

僕はイエス様が嫌い」は、佐藤結良、大熊理樹、チャド・マレーン木引優子ただのあっ子二瓶鮫一秋山建一大迫一平北山雅康佐伯日菜子が出演。19年公開予定。

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