大泉洋、日本版「グリンチ」に! イジワル演技収めた予告編も公開
2018年7月13日 05:00
[映画.com ニュース] 「怪盗グルー」シリーズや「ペット」「SING シング」などで知られる人気スタジオ、イルミネーション・エンタテインメントの新作「グリンチ」の日本公開日が、12月14日に決定。あわせて、主人公グリンチの日本語吹き替えを、大泉洋が担当することが分かった。
人気作家ドクター・スースが1957年に発表した名作絵本が原作。愛犬マックスと洞くつに暮らす、いじわるで孤独なグリンチは、山のふもとに住む村人たちが大好きなクリスマスを“盗む”というとんでもない計画を立てる。オリジナル版では、「SHERLOCK シャーロック」「ドクター・ストレンジ」のベネディクト・カンバーバッチが、グリンチの声を担当している。
配給会社の担当者は、今回のオファーに至った経緯を「グリンチというキャラクターに出合った瞬間、真っ先に大泉洋さんを連想しました。大泉さんをもしアニメキャラ化したら、きっとこんな感じだろうな……と。いえ、決してひねくれている所が似ているという意味では無いです。違います」と明かしている。対する大泉は、本作でハリウッド映画の吹き替えに初挑戦。「今回僕が演じるグリンチは、人の幸せが大嫌いでいじわるばかりしている“超ひねくれ者”です。そんなグリンチのキャラクターにぴったりということでオファーを頂いたそうなのですが、“正直でピュアな大泉洋”としましては、『なぜだろう?』と不思議に感じております!」とオファーを受けた感想をジョーク交じりに語り、「でもこれがまた憎めない部分もある本当にユニークなキャラクターなので、楽しんで演じ切りたいと思います!」と意欲を燃やしている。
大泉の演技を収めた日本語吹き替え版予告も、あわせて公開された。元々は純粋だったが、孤独のためにひねくれてしまったグリンチをユーモラスに演じており、「いいことを思いついたぞ。この村からクリスマスを盗んでやるんだ」と悪だくみをする姿や、トナカイを集めようと四苦八苦するさま、「アホだねえ」とぼやく様子などが収められている。
「グリンチ」は、12月14日から全国公開。
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