「プレーンズ」ディズニートゥーン・スタジオが閉鎖へ
2018年7月3日 14:30

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニー社は6月29日(現地時間)、傘下のアニメーション製作会社「ディズニートゥーン・スタジオ」を閉鎖すると発表した。Deadlineほか複数の米メディアが報じている。
米グレンデールに拠点を構える同スタジオは、ウォルト・ディズニーとピクサーに次ぐ“第3のアニメーション・スタジオ”として、「バンビ2 森のプリンス」「リロ&スティッチ2」「シンデレラ3 戻された時計の針」といった名作ディズニーアニメの続編から、「ピーターパン」に登場する妖精ティンカー・ベルを主人公に描いた人気CGアニメシリーズ、ピクサーの大ヒット作「カーズ」のスピンオフ映画「プレーンズ」とその続編「プレーンズ2 ファイアー&レスキュー」など、ビデオスルーを中心に多様な作品を世に放ってきた。
ディズニーは広報担当の声明を通じ、「熟考の結果、ディズニートゥーン・スタジオにおける製作業務を終止すると共に、スタジオを閉鎖する決定を下しました」と発表したのみで、職員らの今後については言及していない。Deadlineによれば、スタジオ閉鎖に伴い、アニメーターを含む約75人のスタッフが職を失うことになるという。
ちなみに、ウォルト・ディズニーとピクサーの両アニメーション・スタジオは、セクハラ騒動で辞任に追い込まれたジョン・ラセターの後任として、「アナと雪の女王」のジェニファー・リー監督と、「モンスターズ・インク」「インサイド・ヘッド」のピート・ドクター監督が、それぞれのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)に就任したばかり。ディズニートゥーン・スタジオのCCOも兼ねていたラセター退任の余波は、まだしばらく続きそうだ。

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