「IT」第2章にグザビエ・ドラン!恐怖のピエロの犠牲者に
2018年6月25日 13:00

[映画.com ニュース]世界的大ヒットを記録したスティーブン・キング原作のホラー映画「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編「イット チャプター・ツー(原題)」のキャストに、監督としても活躍するカナダ出身の俳優グザビエ・ドランが新たに加わったと、米Deadlineが報じている。
全世界興行収入7億ドルのメガヒットとなった1作目では、米メイン州の架空の田舎町デリーを舞台に、子どもたちをさらっていく邪悪なピエロ“ペニーワイズ”の恐怖と、それに立ち向かういじめられっ子たち「ルーザーズ・クラブ」の友情が描かれたが、続編ではそれから27年後、大人になった主人公たちが再びペニーワイズと対峙することになる。
ペニーワイズ役で続投するビル・スカルスガルドのほか、大人になったルーザーズ・クラブのメンバーとして、紅一点のベバリー役にジェシカ・チャステイン、グループのリーダー格だったビル役にジェームズ・マカボイ、ませたお調子者だったリッチー役にビル・ヘイダーという豪華キャストが集結することでも話題を集めている今作だが、ドランが演じるのは、デリー在住のゲイの青年エイドリアン・メロン役で、いじめっ子集団に襲われた挙句、ペニーワイズに殺されてしまうという、かなり悲惨な役どころのようだ。
母国カナダでの子役時代を経て、弱冠19歳で完成させた監督デビュー作「マイ・マザー」(2009)で一躍脚光を浴びたドランは、「胸騒ぎの恋人」(10)、「わたしはロランス」(12)、「Mommy マミー」(14)とその後も秀作を連発。最近作「たかが世界の終わり」(16)では、第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でグランプリに輝いた。初の英語作品となる最新監督作「The Death and Life of John F. Donovan(原題)」を撮り終えたばかりのドランはまた、ジョエル・エドガートンの監督第2作「Boy Erased(原題)」に出演するなど、俳優としての活動も続けている。
1作目に続き、ゲイリー・ドーベルマン脚本&アンディ・ムスキエティ監督のコンビが手がける「イット チャプター・ツー(原題)」は、2019年9月6日全米公開予定。
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