マイ・マザー

劇場公開日:

解説

「わたしはロランス」「トム・アット・ザ・ファーム」のグザビエ・ドラン監督が、弱冠19歳で自ら主演も兼ね、初監督を務めた半自伝的作品。情緒不安定な母親との不和に苦悩する少年が、愛情と嫌悪感の狭間で葛藤する姿を描き、初監督作ながら第62回カンヌ映画祭監督週間に出品されるなど高い評価を獲得した。カナダ・ケベック州の町に暮らす17歳のユベールは、口やかましく、趣味の悪い母親がどうしても受け入れられずにいた。幼い頃は大好きだった母親への憎しみは募るばかりで、自分でもどうしようもない苛立ちにさいなまれる。そんなある日、ユベールは川沿いで夕日の下にたたずむ母親の姿を偶然目撃し……。

2009年製作/100分/カナダ
原題:J'ai tue ma mere
配給:ピクチャーズデプト

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映画レビュー

4.0【”母は死にました・・”母への嫌悪感と罪悪感の狭間に立つ青年を若きグザヴィエ・ドランが主演・監督・脚本で表現した世界の映画界を驚嘆させた作品。映像、音響を含め、独自の世界観が横溢している作品。】

2022年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 17歳の青年ユベール(グザヴィエ・ドラン)は、ケベック州の平凡な町で退屈な日々を送っている。
  彼は、母親に対する苛立ちを抑えきれない。彼にとっては母親のやる事成す事総てが苛立ちの原因なのである。
  父は近くに住んでいるが、別居状態である。ー

◆感想

 ・劇中に挿入される”母親が棺桶に入っているショット”や母のお気に入りの皿を割るユベールの夢想シーンの効果的な事。

 ・更に言えば、劇中屡流れる、鮮烈なピアノ曲の使い方の巧さ。

 ・母が息子の同級生、アントワンの母親から同性愛者である事を知るシーン。

<ユベールが、母親に対し謂れなき憎しみと苛立ちを感じる背景には、自らが同性愛者であることを自覚した理由がある。
 その姿を、若きグザヴィエ・ドランが、主演・脚本・監督を兼ねて世に出した事に驚嘆するレベルの作品である。
 映像、音響を含め、グザヴィエ・ドランの独自の世界観は今作で、完全に出来上がっている。
 世界の映画界が驚いたのも、納得の作品である。>

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NOBU

4.0ヌーベルバーグを感じた

2021年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ドラゴンミズホ

2.0共感は無いけど学びはある

2020年9月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

知的

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M hobby

4.0つらっ…

2020年9月4日
iPhoneアプリから投稿

15歳の関係や感情を19歳でここまで落とし込むなんて4年でこの形に昇華が出来るなんてどう言う事。すげぇなおい。しかも良い絵で撮るなぁ…おい。

若さゆえもありつつ、この関係の上手くいかなさ若さだけとは思えなかった。理解してほしいから理解したいからその内わかるって訳でもないズレに対するモヤモヤが終始襲ってきて辛い…これ言うと思春期引きずってんのって勘違いされそうなのも辛い。
愛があれば片付く話でも話せば分かるなんて話でもない。世間一般の当たり前の愛が振る舞われていないと思う息子と、自分の確たると思う愛の形を変えない母。このジレンマ、世の中母の愛を全人類共通の物として無人格的にしすぎでは?
噛み合わせが悪い事この上ない。

ただの多感な時期の思い出話と言うよりは彼が自身の内面に、そしてそれを表現する事へ向き合わざるを得ない自問自答の原点を見せられた気がする。

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てけと
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