サム・メンデス監督新作は第一次世界大戦ドラマ スピルバーグ製作会社が担当
2018年6月25日 21:40
[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が率いるアンブリン・パートナーズが、サム・メンデス監督の新作「1917(原題)」を製作することになったと、Deadlineが報じている。
同作は、メンデス監督がクリスティ・ウィルソン=ケアンズと共同で脚本を執筆したオリジナル作品。詳しい内容は伏せられているものの、第一次世界大戦を舞台にしたドラマになる予定だという。
メンデス監督が所属するクリエイティブ・アーティスト・エージェンシー(CAA)が立ち上げた同企画をめぐっては、パラマウント・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ、ニューリージェンシーなどが争奪戦を繰り広げ、アンブリン・パートナーズが競り落とした。同社は、ユニバーサル・ピクチャーズと配給契約を結んでいる。
「1917(原題)」は、「007 スカイフォール」と「007 スペクター」を手がけたメンデス監督にとって、久々の映画作品となる。これまでに、アンブリン・パートナーズの前身であるドリームワークスで、「アメリカン・ビューティー」「ロード・トゥ・パーディション」「レボリューショナリー・ロード」を手がけており、スティーブン・スピルバーグ監督と親交が深い。なお、スピルバーグ監督は本作について、「とても大胆で野心的な新作」と述べている。