「スカーフェイス」の名プロデューサーが死去
2018年6月18日 19:00
[映画.com ニュース] 「スカーフェイス」や「狼たちの午後」などで知られる映画プロデューサー、マーティン・ブレグマン氏が脳内出血で死去したと、米ハリウッド・レポーター紙が報じている。92歳だった。
米ニューヨーク生まれのブレグマン氏は当初、バーブラ・ストライサンド、フェイ・ダナウェイ、マイケル・ダグラス、ベット・ミドラー、ウッディ・アレンらのマネージャーとして活躍し、オフ・ブロードウェイで活躍していた舞台俳優のアル・パチーノを見出したことでも知られている。その後、パチーノ主演作「セルピコ」でプロデューサーデビューを飾り、「狼たちの午後」「スカーフェイス」「シー・オブ・ラブ」「カリートの道」と、パチーノ主演作品をプロデュースした。
俳優・監督のアラン・アルダともパートナー関係を築き、「或る上院議員の私生活」「くたばれ!ハリウッド」「本日はお日柄も良く ベッツィの結婚」などをプロデュース。他には「マチルダ」「ナッシング・トゥ・ルーズ」「ボーン・コレクター」などを手がけた。