山田裕貴×乃木坂46齋藤飛鳥が切ない恋を体現　「あの頃、君を追いかけた」特報＆ポスター公開

(C)『あの頃、君を追いかけた』 フィルムパートナーズ

［映画.com ニュース］　台湾の大ヒット映画を、「万引き家族」の山田裕貴とアイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥の共演でリメイクした「あの頃、君を追いかけた」の特報とポスター、場面写真7点が公開された。

台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自ら映画化し、国内で社会現象を巻き起こした同名作の舞台を日本に移して再構築したラブストーリー。悪友たちとつるんで気楽な毎日を送る男子高校生・水島浩介（山田）と、彼の“お目付け役”に任命されてしまった優等生・早瀬真愛（齋藤）の恋模様を描く。

「ホワイトアウト」「亡国のイージス」といったサスペンスアクションから、「花のあと」「柘榴坂の仇討」といった時代劇まで幅広く手がける脚本家、長谷川康夫がメガホンをとり、「恋は雨上がりのように」の松本穂香、「怒り」の佐久本宝、「動物戦隊ジュウオウジャー」の國島直希、テレビドラマ「花のち晴れ　花男 Next Season」の中田圭祐、お笑いタレント・遊佐亮介といった旬の若手が顔をそろえる。

特報は、浩介の「女は先に大人になり、男はそれに気づくことがない」というモノローグから始まる。その後、浩介と真愛の交流が描かれたのち、激しい雨の中で「お前が好きだ！」と愛を叫ぶ浩介のドラマティックなシーン、真愛が「ほんとにバカ！」と泣き出しそうな表情で呼びかけるシーンなど、見せ場となるであろうシーンが凝縮されている。淡い色合いの美しい映像も相まって、切ない恋の痛みを感じられる仕上がりになっている。

ポスターや場面写真では、浩介や真愛の青春の日々がセピア色で切り取られていると共に、2人が向かい合って勉強する甘酸っぱいシーンや、丸坊主になった浩介の姿が描かれている。

「あの頃、君を追いかけた」は、10月から全国公開。