ゲイリー・オールドマン、エドワード・マイブリッジ伝記で監督・主演
2018年5月29日 18:30

[映画.com ニュース] 「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でチャーチル英元首相になりきり、アカデミー賞主演男優賞初受賞を果たしたゲイリー・オールドマンが、映画の生みの親のひとりとして知られる英写真家エドワード・マイブリッジの伝記映画「Flying Horse(原題)」で、監督・脚本・主演の3役を兼ねることがわかった。米Deadlineが報じている。
1872年、名写真家として名を馳せていたマイブリッジは、馬がギャロップする際に、4本全ての脚が地面から離れる瞬間があるかないかをめぐって友人と賭けをしていた米カリフォルニア州元知事からの依頼で、疾走する馬の連続撮影を成功させる。見る者に動的錯覚をもたらす革新的な連続写真で世界中から喝采を浴びたマイブリッジだったが、時を同じくして妻フローラの不倫が発覚。嫉妬に駆られたマイブリッジは、妻の愛人であるハリー・ラーキンス少佐を射殺。裁判にかけられたものの、正当防衛として無罪となった。映画は、写真家としての栄光と、その裏で繰り広げられる復讐と殺人劇を通して、マイブリッジの波乱に満ちた人生に迫る内容になるようだ。
オールドマンにとって、英国アカデミー賞で11部門にノミネートされるなど絶賛を浴びた長編監督デビュー作「ニル・バイ・マウス」(98)以来、2本目の監督作となる本作では、オールドマンの長年の製作パートナーであるダグラス・アーバンスキーが、トゥーリー・エンターテインメントのタッカー・トゥーリーと共同でプロデュースにあたる。
オールドマンとアーバンスキーは、「良い映画に何より不可欠なのは、興味深いストーリーです。その点で、本作の題材となるストーリーほど興味深いものはありません。私たちが新たに立ち上げた製作会社フライング・スタジオの記念すべき第1作目として、トゥーリーという最高のパートナーと共に、この特別な映画を皆さんにお届けするのが今から待ちきれません」と共同声明で意欲を語っている。
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