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橋本愛、地元・熊本の遊園地が舞台「オズランド」に凱旋出演!夢と笑顔与えるクルーに

2018年5月9日 08:00

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空き時間に遊園地を満喫したという橋本愛
空き時間に遊園地を満喫したという橋本愛
(C)小森陽一/集英社 (C)2018 映画「オズランド」製作委員会

[映画.com ニュース] 女優の橋本愛が、波瑠西島秀俊が初共演する映画「オズランド」に出演していることがわかった。熊本県にある「グリーンランドリゾート」の全面協力を受け、遊園地を舞台に描くお仕事エンタテインメント作。同県出身の橋本が故郷に凱旋し、夢と笑顔を与える優しい遊園地クルーに扮している。

原作は、人気作家・小森陽一氏による小説「オズの世界」。超一流ホテルチェーンに就職したものの、系列会社が運営する遊園地へ配属されてしまった波平久留美(波瑠)は、そこで“魔法使い”と呼ばれる天才社員・小塚慶彦(西島)をはじめとする個性的な従業員らと出会う。希望する東京に異動するため奮闘するも、失敗だらけで社会人としての未熟さを痛感させられる波平だったが、小塚からの叱咤を受けながらさまざまな失敗や成功を積み重ね、徐々に働くことの楽しさに気がついていく。

橋本は、波平が配属される遊園地の先輩社員・玉地弥生役。「原作では達観したような雰囲気を持つ経験豊富な女性でしたが、映画ではぐぐっと若々しく、ぐぐっと弾けた明るさを持った女の子でした」と役どころを説明し、「なので小説からは遊園地のスタッフがどんなポリシーや習慣の中で働いているのかということだけを学び、あとは彼女の持つピュアな明るさでグリーンランドという場所そのものを表せたらいいなと思いました」と明かす。

台本を読んだ感想としては、「物語の中に起承転結が5個くらいあり、バタバタと音が聞こえるような盛りだくさんぶりで、これはわちゃわちゃ騒がしい映画にしたいなと思いました」と振り返る。撮影の思い出を問われると「役者の皆さんが、役や映画を豊かに膨らまそうと色んな発想を提示されるのを見て、自分もそれに負けないようにと絞り出してた記憶があります。あとは弥生ちゃんの明るさを手放さないようにとにかく楽しく笑ってました」といい、ロケ地については「幼いころから来てたので記憶もたくさん残っていて、それをなぞるように歩き回ったり。時間があるときにひたすら遊ばせていただき、遊園地ラブな気持ちを満タンにして現場に戻ることができたので有難かったです」と充実の様子で話している。

オズランド」は、「SP 革命篇」「SP 野望篇」の波多野貴文監督がメガホンをとり、「センセイ君主」「ヒロイン失格」などの吉田恵里香が脚本を手がけた。今秋から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。

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