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「眠れる森の美女」「ジャングル・ブック」名アニメーターが死去

2018年5月7日 18:00

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数多くの名作を手がけてきた
数多くの名作を手がけてきた
写真提供:アマナイメージズ

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディスニー・スタジオに30年間在籍し、「眠れる森の美女」や「ジャングル・ブック」など数多くの名作に携わってきた名アニメーター、デビッド・ミッチェナーさんが2月15日(現地時間)、ウィルス感染に伴う合併症により米ロサンゼルスの自宅で死去していたことがわかった。85歳だった。

ミッチェナーさんは1932年、高名な建築家の父親のもとロサンゼルスで生まれた。カリフォルニア芸術大学(カルアーツ)の前身であるシュイナード芸術学校に在学中、同校のアート展覧会で彼の作品に目をとめたウォルト・ディズニーから直々にスカウトされ、卒業と同時にディズニーに入社。子ども向けテレビ番組「ミッキーマウス・クラブ」のアニメーション担当として修行を積んだ後、「ナイン・オールドメン」と呼ばれる伝説のアニメーター集団のひとり、ミルト・カールのアシスタントとして長編アニメーション映画のアニメーターに昇格。「眠れる森の美女」(59)、「101匹わんちゃん」(61)、「メリー・ポピンズ」(64)、「ジャングル・ブック」(67)、「ロビン・フッド」(73)、「ビアンカの大冒険」(77)、「きつねと猟犬」(81)など、87年に退社するまでの約30年間にわたり、同スタジオのほぼ全作品にアニメーターおよびストーリーアーティストとして携わっている。「オリビアちゃんの大冒険」(86)では、ジョン・マスカーロン・クレメンツの名コンビとともに、共同監督を務めた。

また、ミッチェナーさんの仕事は映画だけにとどまらず、米フロリダ州にウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを建設した際、エプコットのアトラクションで使用される全てのアニメーション要素でデザインを手がけたほか、02年に惜しまれつつ終了した東京ディズニーランドの鑑賞型アトラクション「ミート・ザ・ワールド」のアニメーション部分を担当するなど、テーマパークにおいてもその才能をいかんなく発揮した。

ディズニー退社後も、カルアーツでアニメーションを教えるかたわら、米人気テレビアニメのオリジナル劇場版「スペース・ファミリー ジェットソンズ」(90)と、チャールズ・グロスヴェロー監督の長編アニメ「ラングワートの森/ぼくらは小さなレスキュー隊」(93)にコンサルタントとして参加するなど、精力的に活動を続けたミッチェナーさんにとって、00年に出版された児童書「How Butterbees Came to Bee(原題)」の挿絵が最後の仕事となった。

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