メリー・ポピンズ

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

ウォルト・ディズニー製作による傑作ミュージカル。やんちゃな子供たちの元に、風に乗ってやって来た不思議な家庭教師メリー・ポピンズ。優しくて美人で、おまけに魔法まで使えるメリーに、子供たちは大喜び。ところが彼らのパパは型破りな彼女を快く思わず……。メリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースがアカデミー主演女優賞を獲得。また同歌曲賞を受賞した「チム・チム・チェリー」をはじめ、物語を彩る名曲の数々も魅力。

1964年製作/140分/アメリカ
原題:Mary Poppins
配給:ブエナビスタ
劇場公開日:1995年3月4日

その他の公開日:1965年12月10日(日本初公開)、1974年12月21日、1976年2月21日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第37回 アカデミー賞(1965年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 ロバート・スティーブンソン
脚色賞 ビル・ウォルシュ ドン・ダグラディ
撮影賞(カラー) エドワード・コールマン
編曲賞 アーウィン・コスタル
衣装デザイン賞(カラー) トニー・ウォルトン
美術賞(カラー)  
音響賞  

第22回 ゴールデングローブ賞(1965年)

受賞

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジュリー・アンドリュース

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ディック・バン・ダイク
最優秀作曲賞 リチャード・M・シャーマン
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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

2.5ジュリー・アンドリュースの為の映画

2023年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

てっきり「メリー・ポピンズ」のリメイクをエミリー・ブラントがやるのだと思っていたら、まさかの続編。という事で、オリジナルである本作を観てみた。

イギリスだからなのか、思っていたよりメリーが手厳しい!陽気な魔法使いだとばかり思い込んでいたが、なかなかどうして結構なツンデレ女子じゃないか。
ジュリー・アンドリュースが可愛い感じの女性だからか、ツンツンしててもどことなく愛らしい。

あと、何と言っても歌が上手い。
声量・声域・発音、どれをとってもほぼ完璧。さすがメリー・ポピンズ!
そんな彼女だからか、私は「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」が好きだ。早さもキレもダンスも楽しい。
が、自分では歌えない。悲しいなぁ。

この映画を観ていて、少し前に職場の同僚とバーベキューをした時の事を思い出した。
何人か子ども連れだったので、一緒に色々な遊びをしたが、何よりも楽しそうだったのは「探検ごっこ」だった。
何の変哲もない公園の芝生や手すりに、彼らにしか見えない秘密の通路や、宝を示す手掛かり、危険なトラップがあるらしく、何も見えない私を懸命に守ってくれる。
そして最後には大満足の表情で「いかに実りある冒険だったか」を語ってくれるのだ。
彼らの世界が見えなくなったおばちゃんには、体力的にもなかなかしんどい遊びだが、興味深くもあった。
何より、彼らの豊かな世界の広がりが尊く感じられたものだ。

メリーが導いてくれた冒険もまた、大人になった私が見えなくなった世界なのだろうと思う。
どうしても今は夢中になれないけれど、あの世界が最高の遊び場だった頃を懐かしくも思う。

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つとみ

3.5♪♪♪♪スーパーカーリーフラジリスティックエクスーピリアリド———オオ————シャ————————アッス!!!!♪♪♪♪(すごい勢い)

2023年10月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

幸せ

萌える

原作はイギリス児童文学の『メアリー・ポピンズ』。
作者はパメラ・リンドン・トラバース。
ディズニー初の実写とアニメの融合映像として、アカデミー視覚効果賞を獲得した特殊撮影(ナトリウム蒸気法)と、アメリカ国立フィルム登録簿にも保存された映像美が話題に。

【ストーリー】
ロンドンのジョージ・バンクス邸。
手のつけられないイタズラ姉弟ジェーンとマイケル。
どんな乳母を雇っても、皆が辞めてしまう。
そんなバンクス家に、メリー・ポピンズと名乗る若き女性がやってくる。
あろう事か彼女は雲の上から彼らをのぞき見し、空からパラソルで軽やかに降りてきた。
床においた手提げカバンから、着替えやエプロン果ては身長ほどもあるコート掛けまで取り出すメリー。
ジェーンとマイケルが仕掛けるイタズラも、魔法のように打ち消したり仕事に利用したりで、まるで通用しない。
マナーに厳しくも常ににこやかで、不思議な魅力をハツラツとはなつ新しい乳母は、だんだんと姉弟のお気に入りになる。
だが銀行家でかたくるしい父親のジョージは、明るい家庭内がバカ騒ぎのように思えてならず、彼女を叱責しようとするのだが……。

さて、メリー・ポピンズといえば『スーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドーシャス』です。
これ言うと、みんな「え、何それ?」というリアクションされます。
「メリー・ポピンズなら、アカデミー歌曲賞を獲った『チム・チム・チェリー』だろう?」と。
でも自分はこのスーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドーシャスをすすめたい。
煙突掃除夫たちがチムチムする場面も素敵ですが、狂ったようなハイテンションで周囲を昇天に巻き込みながら甲高い声で歌うスーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドーシャスは、ちょっと頭がおかしくなりそうなエネルギーに満ち満ちた名曲。
辛いとき、悲しいとき、みんなこの曲を聴くのだ。
そうすれば、どんな苦しみもスーパーにカリフラジリスティックしてエクスピリアリにドーシャスしてしまえるでしょう。

魔法の言葉、スーパーカリフラジリスティックエクスピリアリドーシャスがどんな意味かって?
や、意味なんかないみたいですよ。
ただ長々しく単語繋げただけの言葉らしいので。

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かせさん

5.0素晴らしい作品

2023年4月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

音楽も映像もアニメも俳優も素晴らしく、
今でも全く古くない作品。
もうこんな映画作れないだろうから、ビデオでみんなに観てほしい。
ディズニー映画の最高傑作だと思う。

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おむすび

5.0空から素敵な女性が傘を差して降りてくるなんて最高じゃない。ウォルト・ディズニー自身が作りたかった家族の、父と子供の映画。

2023年3月19日
PCから投稿

銀行家で厳格なパパと、忙しいママ、寂しい二人の子供たち。メリー・ポピンズは二人と遊びながら何が大切かを教えてゆく。二人に笑顔が戻るが。

歌曲は♪お砂糖ひとさじで ♪小鳥に餌を、などかなりの名曲揃いで、それぞれにメッセージが詰まっている。子供たちには「見落としているものは?」と問いかけるメリー・ポピンズだが、視線は常に厳格なパパ、バンクス氏に、本当の問題はここにあると思っている。

霧の夜、銀行に向かうジョージ・バンクス氏は、今まで見えていなかった子供達の心の声が甦り「見落としていたものは」と自分の姿も見えてくる。このシーンは何度観ても胸が詰まる。

ウォルト・ディズニーはアニメで楽しむだけじゃない
親と子、自身を重ねた父と子の物語を求めていた。
この映画の公開 2年後に亡くなったのは感慨深い。

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星組
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