「マッドマックス」脚本家のスパイ小説「ピルグリム」、ジェームズ・グレイ監督が映画化
2018年5月2日 17:00
[映画.com ニュース] 「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」「エヴァの告白」のジェームズ・グレイ監督が、英作家テリー・ヘイズのスパイ小説「ピルグリム」シリーズを映画化する新作で、メガホンをとることがわかった。原作者のヘイズは、「マッドマックス2」「マッドマックス サンダードーム」「フロム・ヘル」の脚本家としても知られる。
米Deadlineによれば、本作は、「007」シリーズで知られる米MGMが数年前から映画化を準備してきた企画。原作は、ピルグリムというコードネームの男を主人公に描く3部作で、アメリカの超極秘機関で諜報員たちを監視する仕事に就いていた男が、静かな生活を求めて引退した後、あるテロ計画を捜査するためスパイとして再び現場に呼び戻される。
本作が、グレイ監督の次回作となるようだ。グレイ監督は、ブラッド・ピット&トミー・リー・ジョーンズ共演のSF映画「Ad Astra(原題)」が先ごろクランクアップし、同作は2019年1月11日に全米公開が予定されている。