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スピルバーグ&出演者、「レディ・プレイヤー1」で日本への“感謝”を示したかった!

2018年4月18日 13:00

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VRを使った撮影についても
VRを使った撮影についても
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[映画.com ニュース] 近未来を舞台に、VR(バーチャル・リアリティ)ワールドで巻き起こる冒険を描いた「レディ・プレイヤー1」のスティーブン・スピルバーグ監督作、出演者タイ・シェリダンオリビア・クックが、作品の魅力を語った。

約56兆円をかけ、世界中の人々がアクセスするVRワールド「OASIS(オアシス)」で繰り広げられるトレジャーハンティングを描く本作。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「アイアン・ジャイアント」「ジュラシック・パーク」などあらゆるゲームや映画、アニメのキャラクターが勢ぞろいし、日本からは、「機動戦士ガンダム」「AKIRA」「ストリートファイター」などのキャラクターやメカが多数登場する。

本作は、80年代を中心としたポップカルチャーのアイコンが大量に盛り込まれている。当時、次々とヒット作を世に放ち、文字通り世界を驚かせたスピルバーグ監督は、「アーネスト・クラインが書いた原作本の中に、本当に多くの僕の監督作やプロデュース作のことが入っていてね。とても名誉に感じたよ」と振り返る。だからこそ、「他の誰かがやって来て、僕が作ったすべての映画を使って、彼らのバージョンの『レディ・プレイヤー1』を作らせたくなかったんだ」とも。それほどに、スピルバーグ監督にとって無視できない企画だったのだろう。

監督の思いを一身に背負ったのは、「X-MEN:アポカリプス」でサイクロップスを演じたシェリダンと「ぼくとアールと彼女のさよなら」で高い評価を受けたクック。シェリダンは、「脚本を読んだとき、“この映画は、映画史の中で、VRにとって画期的なものになる可能性がある”と思った」と力を込める。「僕たちみんなが達成したかったのは、現実世界のシーンとオアシスのシーンが、継ぎ目なくつながっているような作品を作ることだった」と、製作時のビジョンについても語った。

クックは、撮影法についてより詳細に解説する。「『ボリューム』と呼ばれる巨大な白いスペースに入ると、天井や側面に約150個のカメラがついていて、またカメラを持った人々が床にいて、俳優のパフォーマンスや体の動きを見ているの。そして、どういう空間に自分たちがいるのかを想像するために、VRゴーグルをつけた。そして、私たちは、私たちのアバターになって、部屋を歩き回ったわ」。

スピルバーグ監督は、クックの説明に補足して、VRを通じて本作のプランを練ったと明かす。「映画を作る前、僕は(VFXの製作会社)デジタル・ドメインに行った。彼らはバーチャル・スペースに、5つのセットを再現した。そのセットを見るためには、僕はオキュラスのヘッドセットをつけないといけなかったんだ。でも、室内には(VR内の)机や椅子に相当する場所にベニヤ板でできた物が置いてあってね。僕のアバターが椅子にぶつかった衝撃を、僕の体も実際に感じられるようになっていたのさ。僕は、バーチャル・セットでたくさんのショットを考えた。これまでに、そういうことをしたことは1度もなかったよ」。

スピルバーグ監督が“初体験”を大量に盛り込んだ本作には、我々日本人にも新鮮な驚きが用意されている。それは、かつてないほどの日本産のキャラクターやメカが、画面内に登場する点。スピルバーグ監督は、「日本のアニメは、コミック・アートの革命を始めたんだ。そして僕は、日本のアニメは、マーベルに本来の魅力と存在感を取り戻させたインスピレーションの1つだと思う。コミックから映画へとね」と独自の理論を展開。「僕たちはみんな、本作を通して、日本文化、日本映画、日本のテレビ、日本のアニメーションに対してどれほど感謝しているかを示したかったんだ」と日本愛をあらわにした。

レディ・プレイヤー1」は、4月20日から全国公開。

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