高杉真宙、松居大悟監督作「君が君で君だ」で最低最悪のクズ男を熱演!
2018年4月2日 18:00
本作は、恋する女性の“好きな人”に10年間もなりきった男3人の愛の結末を描く。主演の池松壮亮、共演の満島真之介と大倉孝二が演じる男たちが思いを寄せるソン(キム・コッピ)は、伝説のシンガーソングライターの尾崎豊、ハリウッドの名優ブラッド・ピット、日本の歴史を大きく変えた坂本龍馬が大好きな女の子。容姿も人格も“好きな人”になりきった男たちは、自らの名前すら捨て去り、10年間彼女を見守り続けるが、やがて3人の恋路に大きな変化が生じる。
黒沢清監督作「散歩する侵略者」では毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を獲得した高杉。今年は「世界でいちばん長い写真」(6月23日公開)、「虹色デイズ」(7月6日公開)、「ギャングース」(今秋公開)といった主演作が控え、劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」で声優に初挑戦するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する注目株だ。
高杉が演じることになったのは、ソンの恋人・宗太役。献身的な愛情を注いでくれるソンに冷たく接し、借金を肩代わりさせる酷い仕打ちを行うばかりでなく、YOUと向井理が演じる借金取りコンビには媚びへつらうという“クズっぷり”が際立つ人物だ。伝説の男たちになりきって生きる3人は、ソンと宗太の成り行きを見つめ続けているが、借金取りコンビとの邂逅をきっかけに、予想もつかない騒動へと巻き込まれていく。
「君が君で君だ」は、7月7日から全国公開。