五輪候補から違法ポーカーゲームの経営者に転身!衝撃実話「モリーズ・ゲーム」予告完成
2018年3月22日 10:00

[映画.com ニュース] 「ソーシャル・ネットワーク」でオスカーに輝いた脚本家アーロン・ソーキンが映画監督デビューを飾り、「女神の見えざる手」「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインが主演を務めた「モリーズ・ゲーム」の日本オリジナルとなる予告編が、公開された。
オリンピック候補のトップアスリートから、26歳にしてセレブが集う高額ポーカールームの経営者へと転身した女性の驚きの実話を映画化。オリンピック予選で思わぬアクシデントに見舞われたモーグル選手モリー・ブルーム(チャステイン)。とある出会いから高額ポーカールームの存在を知ったモリーは、独学で経営法やノウハウを修得し、またたく間にのし上がっていく。ブルーム本人が手がけた回顧録をソーキン監督が脚色し、第75回ゴールデングローブ賞では主演女優賞(ドラマ部門)と脚本賞候補に選出、第90回アカデミー賞でも脚色賞にノミネートされた。
予告編は、モリーが「ここでは勝利を買えない。私の許可なしでは席にも座れない」とポーカールームのルールを語るセリフで幕を開ける。その後、オリンピックの夢を絶たれたモリーが、「世界一のゲーム運営者」として“帝国”を築き上げていくさまがスピーディに描かれる。だが、FBIの強制捜査が入り、財産は全額没収。頂点からどん底へと急転落したモリーは、道徳心の強い弁護士チャーリー・ジャフィー(イドリス・エルバ)に助けを求める。
さらにポーカールームの内情も描かれ、ポーカールームの上客、プレイヤーX(マイケル・セラ)が「人を破滅させたい」と危険な本性を見せる姿や、担保としてモネの原画を持ってくる客など、セレブの常軌を逸した価値観が明らかに。チャーリーがモリーを救おうと真摯に語りかけるシーンや、モリーと父ラリー(ケビン・コスナー)の複雑な親子関係についても切り込んでいる。予告編は、「負けを克服する方法? 勝つことよ」というモリーの強い覚悟がにじむセリフで幕を閉じる。
「モリーズ・ゲーム」は、5月に全国公開。
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