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三浦春馬主演で伊坂幸太郎“唯一”の恋愛小説集を映画化!監督は今泉力哉

2018年3月11日 07:00

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連作短編集「アイネクライネ ナハトムジーク」実写映画化
連作短編集「アイネクライネ ナハトムジーク」実写映画化

[映画.com ニュース] 「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」などで知られる人気作家・伊坂幸太郎氏が執筆した唯一の恋愛小説集「アイネクライネナハトムジーク」が実写映画化されることになり、三浦春馬が主演することがわかった。そして伊坂氏の「映像化できるのはこの人しかいない」という熱烈ラブコールを受け、“ダメ恋愛映画の旗手”と称される新鋭・今泉力哉監督(「パンとバスと2度目のハツコイ」など)がメガホンをとる。

2014年に単行本が発売され、17年に文庫化、現在までに42万部(電子書籍除く)の売り上げを突破している本作が誕生したきっかけは、ミュージシャンの斉藤和義だった。かつて会社勤めしながら小説を書いていた伊坂氏は、通勤中に斉藤の楽曲「幸福な朝食 退屈な夕食」を聞き、退職と執筆活動の専念を決意。時を経て、斉藤は伊坂氏に「出会い」をテーマにした作詞を依頼し、そこから2人の交流が始まった。伊坂氏は「作詞はできないが、小説を書くことならば」と恋愛短編小説を執筆し、これをもとに「アイネクライネナハトムジーク」が完成した。

物語は全6編からなる連作短編集。佐藤という男を中心とした各章で伏線が用意され、最終章ですべてが回収される、伊坂氏らしい仕掛けが施されている。語り手となる佐藤役に扮する三浦は、「この作品に登場するキャラクターが過ごす一瞬や、大切な人との言葉のやりとりが人生の音符となり、柔らかな応援歌になるよう、監督をはじめ、スタッフ、キャスト一丸となって撮影に臨みたいと思います!」と気合いのコメントを寄せた。

そして伊坂氏は、「『こっぴどい猫』(12)がとても味わいのある群像劇だったので、今泉監督なら、この小説を面白い映画にしてくれるのではないかとお願いしました」と説明し、「自分の小説世界が、今泉さん風に変換されるのが今から楽しみです。三浦春馬さんは僕の別作品『チルドレン』のドラマにも出てくれたことがあります。また出演してもらえてうれしいです」と述べる。今泉監督は「この映画は“出会い”について、そして“特別ではない人々”の愛や関係性についての物語です」としてうえで、「斉藤和義さん、伊坂幸太郎さん、三浦春馬さんというさまざまな世代の“特別な人”とともに、どこにでもあるような悩みや、平凡だけど美しい日常を描けたらな、と思っています」と話した。

撮影は4月から始まり、宮城・仙台でのオールロケを敢行。公開は今冬を予定している。

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