イ・ビョンホン×キム・ユンソク「天命の城」6月公開! 坂本龍一が韓国映画初参加
2018年3月5日 18:00

[映画.com ニュース] イ・ビョンホンとキム・ユンソクがダブル主演する時代劇「南漢山城(原題)」が、「天命の城」の邦題で6月22日から公開されることがわかった。あわせて、韓国映画初参加となった音楽担当の坂本龍一が、オファーを即座に引き受けた背景を明かすコメントも到着した。
今作は、韓国でベストセラーとなったキム・フンの同名小説を、「怪しい彼女」「トガニ 幼き瞳の告発」のファン・ドンヒョク監督が映画化した歴史大作。1636年、丙子(へいし)の役で清の攻撃を避けた王と朝廷が南漢山城へ逃げ、孤立無援の状況下で繰り広げられた47日間の物語を描く。イが一時の恥辱に耐え王と百姓の命を守るべきという信念を持つ吏曹大臣チェ・ミョンギル役、キムが清と最後まで戦い、大義を守るべきと信じる礼曹大臣キム・サンホン役を演じ、2人の対立に悩む挑戦国王・仁祖役にパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役にコ・スが扮した。

常に革新的なサウンドを追求する坂本。本作では、現代的なシンフォニーに韓国の伝統音楽を取り入れた斬新なスコアを完成させ、映画の普遍的な感動と迫力を重厚なサウンドで盛り上げている。「長く韓国映画の音楽をやれたらと思っていました。アジアの映画にはみな興味がありますが、特に韓国の映画は力強いと感じます」と語ると「『天命の城』はイ・ビョンホンさんが出ていますので、すぐにOKの返事をしました」と快諾の理由を説明。そして「ファン監督はぼくの想像よりもモダンな音楽を求めていましたので、ぼくもすぐに方針を変えて、かなり斬新な方向に音楽をもっていきました。監督はかなり自由にやらせてくれたので、とてもやりやすかったです」と振り返っている。
「天命の城」は、6月22日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
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