レオ×ブラピ、タランティーノ新作で共闘!
2018年3月2日 12:00
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督の新作で、ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが共演することが明らかになった。米ハリウッド・レポーター紙が報じている。
ピットは「イングロリアス・バスターズ」、ディカプリオは「ジャンゴ 繋がれざる者」と、それぞれタランティーノ作品への出演経験はあるものの、ハリウッドを代表するスターである2人が共演を果たすのは、長編作品としては今回が初めて。今作は、カルト指導者チャールズ・マンソンと信奉者たち、通称“マンソンファミリー”による女優シャロン・テートさん殺害事件を題材にしているが、このほど正式タイトルが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題)」に決まったことが発表された。
物語の舞台は1969年のロサンゼルスで、西部劇ドラマの元人気スターのリック・ダルトン(ディカプリオ)と、彼のスタントマン、クリフ・ブース(ピット)が主人公。ハリウッドでは過去の人として扱われている2人だが、リックの隣人がシャロン・テートだったことから、事件に巻き込まれていくことになるというストーリーになるようだ。
テートさんは「吸血鬼」出演をきっかけに、メガホンをとったロマン・ポランスキー監督と結婚。だが、69年8月9日、26歳の若さで惨殺されている。テートさんは当時、ポランスキー監督の子どもを妊娠していた。
タランティーノ監督は、「もはや消えてしまったロサンゼルスとハリウッドの物語を伝えられることに、とても興奮している。リックとクリフを、ディカプリオとピットというダイナミックなコンビに演じてもらえることになり、これ以上ないほどの幸せを感じている」とコメントを寄せている。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題)」は、2019年8月9日に全米公開予定。