三者三様!アカデミー賞番組出演者ジョン・カビラ&高島彩&すみれが選ぶ注目作品は?
2018年3月1日 18:00

[映画.com ニュース] 2018年の3月4日(現地時間)に開催される第90回アカデミー賞授賞式の生中継番組(WOWOWで放送)の司会を務めるジョン・カビラと高島彩、レッドカーペット・レポーターを担当するすみれが、それぞれ注目作品を挙げた。
今回のアカデミー賞では、ギレルモ・デル・トロ監督のファンタジックなラブストーリー「シェイプ・オブ・ウォーター」が13部門にノミネート。次いで、クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」が8部門、アカデミー賞の前哨戦であるゴールデングローブ賞を席巻したマーティン・マクドナー監督・脚本の「スリー・ビルボード」は、6部門7ノミネートと続く。
カビラは、気になる作品として、4部門にノミネートされたNetflix作品「マッドバウンド 哀しき友情」と、同作の撮影監督レイチェル・モリソンの名前を挙げる。「撮影賞に女性がノミネートされたということで、史上初の女性の受賞者が誕生するか、ということには注目しています。これは遅かったくらいじゃないでしょうか。逆に言えば、撮影の現場で責務を担う女性が少ないという状況の中で、彼女がノミネートされたということはすごいことだと思います」と期待を寄せる。
一方の高島は、4部門にノミネートされた「君の名前で僕を呼んで」をチョイス。「同性愛を描いた映画なんですが、素直に純粋な愛の物語で、好きな作品でしたね。主演のティモシー・シャラメさんがなんて魅力的なのかと。憂いをたたえた瞳で、目を見ているだけで吸い込まれるような美しさがあって。これからどんどん活躍する俳優だと思うんですが、アカデミー賞という彼にとっての、初めての舞台を見守りたいと思います」と続けた。
すみれは、「シェイプ・オブ・ウォーター」「スリー・ビルボード」「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」を注目作品に挙げ、「『シェイプ・オブ・ウォーター』は、今までアカデミー賞にノミネートされた作品の中でも特に好きな映画。何も考えずに、スッと入り込むことができて、それでいて人生を変えられてしまうような作品じゃないかと思うんです」「アメリカでは、何年も警察の問題があるんですが、『スリー・ビルボード』はその問題を描き出した、メッセージ性の強い、刺激的な作品でした。しかも、主演のフランシス・マクドーマンドさんがものすごく意志の強い女性なので、同じく女性としてもあこがれます」と熱を込めた。
今回の見どころについては、「主演女優賞などでのスピーチで女優さんたちが、(セクハラ問題などの)社会的な問題に対して、みんなの代表として何を発言するのか、どういう風に切り込んでいくのか、もしくは触れないのか。そういう面でスピーチに注目しています」(高島)と語った。
「生中継!第90回アカデミー賞授賞式」は、3月5日午前8時30分(同時通訳・生中継)と午後9時(字幕)から、WOWOWプライムで放送。
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