「シェイプ・オブ・ウォーター」本編重要シーン映像、デル・トロの解説とともに公開!
2018年2月26日 13:30

[映画.com ニュース] 第90回アカデミー賞で最多13ノミネートを記録した「シェイプ・オブ・ウォーター」の特別映像が、公開された。本作に登場する3人のメインキャラクターに焦点を当てている。
「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督がメガホンをとり、第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞、第75回ゴールデングローブ賞で2部門に輝いたファンタジックなラブストーリー。清掃員として政府の極秘研究所に勤める女性イライザ(サリー・ホーキンス)と、不思議な生き物の種族を超えた運命的な愛をつづる。マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、オクタビア・スペンサーらオスカー級の実力派が顔をそろえた。
映像では、声を失ったヒロインのイライザ、イライザの同僚で親友のゼルダ(スペンサー)、イライザの隣人で画家のジャイルズ(ジェンキンス)について、デル・トロ監督がそれぞれ解説する。デル・トロ監督は、「1つのキャラクターを3人の俳優に演じさせたかった」と語り、「オクタビア(・スペンサー)、サリー(・ホーキンス)、リチャード(・ジェンキンス)だ。誰にも相手にされないキャラクターにしたかった。虐げられた3人が逆襲するんだ。ゼルダは、イライザの行動の解説役だ。2人がそろって1つになる」とキャラクターに込めた思いを明かす。
デル・トロ監督の思いを受け取った3者は、「彼女の強さは愛の力なの。助けたいけど1人じゃできない。個性を大事にすることは、愛すべき行為だと思うわ」(ホーキンス)、「ゼルダは何事にも関わらないようにしてた。イライザは不思議なことに、どんどん強くなっていくの。誰かを守るためにね。実際に会ってからの3人の相性は抜群だった。3人で1つになれたわ」(スペンサー)、「イライザとの関わりはジャイルズにも救いだった」(ジェンキンス)と語る。
映像では、不思議な生き物を研究所から救おうとするイライザに、ジャイルズが「君にはそいつが必要なんだろ。手伝わせてくれ」と語りかけ、2人が抱き合うドラマティックなシーンや、はじめはイライザに反対していたゼルダの態度が軟化していき、「危険よ。“彼”を連れて逃げて」と電話で手助けしようとするさまなどが切り取られている。
「シェイプ・オブ・ウォーター」は、3月1日から全国公開。
(C)2017 Twentieth Century Fox

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