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ヒーロー級の大活躍!マーティン・フリーマン「ブラックパンサー」での挑戦を語る

2018年2月21日 13:20

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“ホビット”仲間との共演話も
“ホビット”仲間との共演話も
(C)2018 Getty Images

[映画.com ニュース]マーベル・スタジオ史上第2位、「アベンジャーズ」(12)に続く全米オープニング記録をたたき出したアクション大作「ブラックパンサー」。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で初の黒人ヒーローが主人公の本作で、CIAエージェントのエヴェレット・ロスを演じた人気英俳優マーティン・フリーマンに1月末、米ビバリーヒルズで話を聞いた。

映画は、主人公ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が、アフリカの秘境にある超文明国家ワカンダの若き国王として、漆黒のスーツをまとい国の秘密のために戦うヒーロー、ブラックパンサーとして試練に立ち向かう姿を描く。フリーマン演じるエージェント・ロスは、ブラックパンサーとともに「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(15)でスクリーンに初登場。今回は、密輸業者ユリシーズ・クロウの追跡中にティ・チャラと再会し、世界を揺るがす秘密をめぐる戦いに巻き込まれていく。

エージェント・ロスは、コミックリリーフの一面もあるが、優秀なエリートとしてヒーロー級の大活躍をすることで、登場人物全員のレベルを引き上げた。「たくさんのとてもクールでセクシーな黒人の中にいる、バカな白人にはしたくなかった。ひどいスーツを着て、すべてのことを勘違いするような、かっこ悪い男にはしたくなかった」。メガホンをとった新進気鋭のライアン・クーグラー監督とも意見は合致し、明確なトーンやフレイバーをつかんで撮影に臨めたことで困難にぶち当たることはなかったようだが、「上手くなりたいと思わない限り、人生におけるすべてのことは簡単だ。フットボールだってそう。音楽だって、モーツァルトになりたいと思わなければ簡単だよね。でも、上手くなりたいと思ったら、何でも大変になる。だから、演技は常にチャレンジだ。でも、楽しいことだよ」とチャレンジ精神をのぞかせる。

今回は前作よりも出番が格段に増え、フリーマンが「ハン・ソロのような瞬間」と呼ぶ英雄的な場面もある。「ロスにとって最もエキサイティングなことだ。あのシーンができてとても嬉しかった」と目を輝かせる。しかし、「(ブルースクリーンで)自分だけで演技するのがあまり好きではない」「誰かの目を見て、お互いにやりとりをするのが好きだ」と明かし、ユリシーズ・クロウ役のアンディ・サーキスとの共演が最もエキサイティングだったと振り返った。

「アンディはロンドン出身だし、僕たちは『ホビット』で一緒に仕事をしたからね。2人のシーンはとても親密に書かれていたんだ。キャラクターがお互いに影響し合っている。言葉でも、言葉以外のコンタクトでもね。それには役者として興奮したよ」

お気に入りはアンディ・サーキスとの共演シーン
お気に入りはアンディ・サーキスとの共演シーン
(C)Marvel Studios 2017

本作の主要キャストで白人俳優はフリーマンとサーキスだけで、黒人俳優が大半を占めた。「白人の役者が、撮影現場で少数派なのはとても稀だ。だから興味深かったよ。そういう状況は初めてだった。でも、普段以上の責任は感じなかった。僕はいつもキャラクターや映画に対して責任を感じているからね」と、穏やかながら力強く使命感をにじませる。

映画では主人公のヒーローとしての成長だけでなく、国を率いるリーダーとしての成長も描かれる。フリーマンにとって、理想のリーダー像とは?

「それは難しい質問だ。僕たちみんながリーダーを探しているからね。僕の国、イギリスではそうだ。もちろん、アメリカでもね。彼らにはリーダーがいるけど、人々は他のリーダーを探している(笑)。リーダーには資質が必要なことはわかっている。謙虚さは資質のひとつだ。時々自分が間違っているかもしれないことを、そして時々間違っていないといけないことを知っているという資質も必要だ。リーダーたちに求められる正しさは時代によって異なる。行動する前に考える能力もあると思う。目的意識の強さが必要だけど、他の人の意見を聞く必要もある。それはタフだ。僕は、良いリーダーになるために必要なものは備えていないと思う。そうだったら良かったのにな」

そして、本作を率いたクーグラー監督について、「彼は、この映画を文化的、人種的な視点から重要な作品にするだけじゃなく、素晴らしく、エンタテイニングで、エキサイティングな映画にすることを決意していた。彼のことが大好きだ。喜んでまた一緒に仕事をしたいよ」と手放しで絶賛したフリーマン。どの質問に対してもスマートかつ真摯に答えたが、ファンの心をくすぐるようなコメントも残した。

それは、大ヒットテレビシリーズ「SHERLOCK シャーロック」の“相棒”ベネディクト・カンバーバッチとのMCUでの共演について。自分には決定権がないと前置きしながら、「ロスとドクター・ストレンジ(カンバーバッチ)は、何らかの方法で出会うかもしれない。ありえるね。時々、英国俳優にとって世界は狭いと感じる。僕たちは12人しかいないからさ」と冗談交じりに、「2人は出会う運命にあると思うよ」と笑ってみせた。

ブラックパンサー」は3月1日から全国公開。

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