大泉洋、北海道シリーズ第3弾「そらのレストラン」に主演!テーマはチーズ&仲間
2018年2月9日 05:00

[映画.com ニュース] 俳優の大泉洋が、北海道を舞台にした深川栄洋監督の最新作「そらのレストラン」に主演し、本上まなみ、岡田将生らと共演していることがわかった。昨年9月21日にクランクインした秋編、1月15~17日の冬編を経て、既に撮影はオールアップを迎えている。
今作は、北海道の雄大な大地に根を下ろして生活する人と、その地の豊かな食材をモチーフに「生き方」を描いてきた北海道映画シリーズの、「しあわせのパン」(洞爺湖)、「ぶどうのなみだ」(空知)に続く第3弾。今回は“せたな”を舞台に、海が見える牧場で生み出される「チーズ」とその周りで生産される様々な食材、仲間たちとの友情を、1日限りのレストラン開店という目標に置き換え、家族や仲間とともに生きることの幸せを描いている。
企画の成り立ちは約4年前にさかのぼり、「ぶどうのなみだ」公開時期から既にチーズをテーマにした構想があったようだ。企画の伊藤亜由美氏は、「パンとワイン、そして今回のチーズは繋がっていて、食材としてどれを合わせてもいいし、発酵し熟成させて旨味や深みを生み出す部分は人生と似ていて、出会いをきっかけに人は“発酵”し、それを“熟成”して歩んでいく姿にも重なる」と語る。また、北海道でも極めてローカルな土地“せたな”で、一部の有名料理人の間で知れ渡っている有機農法栽培や飼育をするグループ「やまの会」とその人たちとの出会いが企画の基盤になっているという。

大泉は、海が見える牧場で牛を育てながらチーズ工房を営む亘理(わたる)に扮する。今作を「『家族』との絆。『仲間』との友情を描いたハートウォーミング・ドラマ」と説明。せたなという土地についても、「海と山どちらの景色も楽しめる素晴らしい土地です。最高の出演者とスタッフとともに作り上げたこの作品で、皆様の日々の疲れを少しでも癒していただければと思います。この映画はめちゃめちゃ癒されます!」と話している。
亘理の妻・こと絵を演じた本上は、「主演の大泉洋さんを筆頭にみな実在の人物を演じているため、現場ではモデルになった方と役を演じる俳優が入り交じり、やっと出会えた喜びに、笑ったり泣いたりハグしたりと大盛り上がり。とびきり豊かで幸せな体験となりました」と振り返っている。一方、羊飼いの神戸役を務めた岡田は、「人々の友情や食の大切さであったりを、現場で間近に感じる事ができました。大泉さんとはすごく久々に共演させていただき、笑いが絶えない現場を深川監督のもと、毎日現場に行くのを楽しみながら充実した撮影ができたと思っています」と胸中を明かしている。
「そらのレストラン」は、2019年初春に全国で公開。
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