夏帆、女子アナ役に挑戦!武正晴監督×足立紳脚本「きばいやんせ!私」に主演
2018年2月5日 15:50

[映画.com ニュース] 鹿児島県・南大隅町を舞台にした映画「きばいやんせ!私」の製作発表会見が2月5日、都内で行われ、主演の夏帆をはじめ共演の太賀、愛華みれ、榎木孝明、メガホンをとった武正晴監督、脚本の足立紳、プロデューサーの嶋田豪氏が出席した。
女子アナ役に挑戦する夏帆は、「アナウンサーの方は、独特の雰囲気、佇まい、しゃべり方をお持ちです。そういうところを、きちんと表現できたら良いなと思います」と語り、「同年代の女子アナさんにお会いしてお話を聞いたり、しゃべりの練習をしています」と説明。一方の太賀は「(夏帆とは)同じ事務所で同世代でも、ガッツリ共演するのは初めて。普段の夏帆さんは知っていますが、役者として対峙することがすごく楽しみ」と期待に胸躍らせた。
撮影は3月3日~4月上旬に鹿児島県で行われる予定で、同県出身の愛華&榎木が現場を下支えする。ともに「鹿児島は初めて」という夏帆と太賀は、撮影の合間にグルメを楽しみたいそうで、「食とお酒。飲みに行ける時間はあるのかな? 知らない土地に行くのはすごく楽しみ。しっかり堪能して帰ってきたいです」(夏帆)と目を輝かせていた。
また武監督は、「何年か前に足立さんのシナリオの授賞式がありまして、その時に『鹿児島で映画を撮らないか』とお声がけいただいた。感謝しています」と振り返り、「自分の父親が鹿児島出身で、縁を感じています。南大隅という土地と、足立さんが書いてくれたシナリオ、素晴らしいキャストが融合し、化学反応を起こしてくれると期待しています」と述べる。続けて「いつも言うことですが、『映画はシナリオとキャスティングで、8割の作業終わっている』。実力のある俳優さんと仕事することがいつも楽しみですし、このメンバーで手応えを感じています」と自信をにじませた。
さらに足立も、「監督とは度々コンビを組んでいますが、うちの母親も鹿児島出身です」と明かしキャスト陣を驚かせた。昨年に御崎祭りを見学し、シナリオを書き始めたそうだが「自由に書かせていただいて、お祭りをこれでもかというくらい、容赦なくボロカスに書きました(笑)」といい、「しかし、それにも快くOKを出してくれた。個人的には、大変面白い作品ができたと感じています」と、こちらも手応えのほどをうかがわせた。「きばいやんせ!私」は、2019年初春に公開予定。
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