「悪女」本編冒頭映像5分間公開!圧巻の“主観アクション”がさく裂
2018年2月1日 17:00
[映画.com ニュース] 壮絶なアクションがカンヌ国際映画祭で大きな話題となった韓国映画「悪女 AKUJO」の冒頭映像が、公開された。
藤原竜也と伊藤英明が共演した「22年目の告白 私が殺人犯です」のオリジナル版となる「殺人の告白」を手がけたチョン・ビョンギル監督の最新作。親を殺され、組織に殺し屋として育てられ、国家情報局の暗殺者となったヒロイン・スクヒ(キム・オクビン)の戦いを描く。パク・チャヌク監督の「渇き」で知られるキムがほぼノースタントで危険なアクションに挑戦したほか、「高地戦」のシン・ハギュンがスクヒの育ての親であり恋人でもあったジュンサンを演じる。
映像では、冒頭からPOV(主観映像撮影)を駆使し、アクションゲームのような主観映像での驚きのアクションが展開。次々と向かってくる男たちを射殺し、振り返ったと思えば後ろから切りかかった男を倒し、投げられた斧(おの)を避け、短刀で切りかかるなど総勢50人以上もの敵を抹殺する様子がワンカットで描かれている。ボスらしき男に鏡にたたきつけられるまで4分超もの間主観映像は続き、その後も複数の敵を相手取った壮絶なバトルが繰り広げられる。
チョン監督によれば、スクヒの戦いをスタイリッシュに見せるため、あごのあたりに特殊カメラを装着して撮影したという。同じくPOVを採用した映画「ハードコア」の影響も受けているそうで、“1人称アクション”の見せ方から、1人称から3人称へと視点が切り替わるタイミング、またその見せ方について学んだという。映像中で確認できる視点が切り替わるシーンは、監督のこだわりのシーンとのことだ。
「悪女 AKUJO」は、2月10日から全国公開。
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内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。
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