桜田ひより、初もの尽くしで得た大いなる自信
2018年1月21日 09:00

[映画.com ニュース] 新進女優の桜田ひよりの初主演映画「咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A」が、1月20日から全国で公開された。子役時代から着実にキャリアを積み、中学3年生だった昨年に飛躍となる大きなきっかけを掴み取った桜田に話を聞いた。
2014年のドラマ「明日、ママがいない」での演技で多くの人々から注目を浴びるようになり、昨年は映画「東京喰種 トーキョーグール」が封切られたほか、「ホクサイと飯さえあれば」「犯罪症候群」といった注目ドラマ、初挑戦となった舞台「大きな虹のあとで~不動四兄弟~」でも存在感を発揮した。
初めて“座長”を務めた「咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A」は、麻雀の競技人口が1億人を超え、メジャースポーツとなった世界が舞台。浜辺美波主演の実写第1弾に続く今作は、奈良県代表「阿知賀女子学院」麻雀部の大将を務める高鴨穏乃(桜田)が、親友だったネット最強雀士“のどっち”こと原村和(浅川梨奈)と再戦するため、仲間を集めて全国大会に臨む姿を描いている。
麻雀が題材となったわけだが、当初は「全くわかりませんでした。周囲にもやっている人がいなかったので」という状態だった。そのため、撮影約1カ月前から、共演陣とともに「夏の思い出が麻雀しかない」というほどの特訓を積み、強固な絆を構築していったという。それだけに、「原作を大事にしている現場だったので主演を務めさせて頂くってことが重荷になったこともありましたし、『どうしよう』って気持ちで現場に行ったこともありましたが、周囲の方々の応援のおかげで最後までやり通すことができました」と思いもひとしおだ。
「咲」に続き、1月27日には重要な役回りを担った「祈りの幕が下りる時」の公開を控える。将来的には、15年公開作「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」で共演した永作博美との再タッグを夢見る。「『さいはてにて』で1カ月ほど、能登半島へ撮影に行っていて、永作さんはコーヒー店の店主役をやっていらっしゃいました。演技も間近で見てすごい! と思ったのですが、休憩時間にコーヒーを配ったり、周囲への気遣いが本当に素敵で。その背中を見て、大人になったらこうありたいと思うのと同時に、この背中をずっと見ていたいとも思わせてくれたんです」。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)