ケイト・ブランシェット、第71回カンヌ国際映画祭の審査委員長に就任
2018年1月6日 09:00

[映画.com ニュース] 2度のオスカー受賞を誇る名女優ケイト・ブランシェットが、5月にフランスで開催される第71回カンヌ国際映画祭の審査委員長を務めることが決定した。米バラエティによれば、女性の審査委員長は12人目だという。
ブランシェットは、「私は何年にもわたり、女優やプロデューサーなど様々な立場で、カンヌのマーケットプレイスやガラ、コンペティション部門などに参加してきましたが、このすばらしいフェスティバルが擁する映画の宝庫を鑑賞し、純粋に楽しめるのは初めてです。謹んで審査委員長をお引き受けします」とコメント。「今回の映画祭は、物語を称賛することで世界をひとつにするという重要な役割を担います。それは、すべての人々が分かちあい、理解し、切望する、前人未到ながら欠かすことのできない努力です」と抱負を述べた。
カンヌ国際映画祭会長のピエール・レスキュー氏と、同総代表のティエリー・フレモー氏は、昨秋からブランシェットと話し合いを進めていたことを明かし、「類まれな才能と信念で映画と演劇の双方を豊かにしている芸術家を心から歓迎します」と声明を発表している。
オーストラリア出身のブランシェットは、「アビエイター」(04)でアカデミー賞助演女優賞、「ブルー・ジャスミン」(13)で同主演女優賞を受賞。ルーニー・マーラとともに主演を務めた「キャロル」(15)は、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された。またフランスでは、2012年に政府から芸術文化勲章のシュバリエを授与されている。
前回は、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが審査委員長を務め、最高賞のパルムドールはスウェーデンのリューベン・オストルンド監督作「ザ・スクエア 思いやりの聖域」が受賞した。第71回カンヌ国際映画祭は5月8~19日に開催。その他の審査員は、後日発表される。
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