米批評サイトで新記録樹立!GG賞4部門候補「レディ・バード」6月公開決定
2018年1月5日 07:00
[映画.com ニュース] 第75回ゴールデングローブ賞で4部門にノミネートされ、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では164人の批評家から最高評価を集め、約18年ぶりに新記録を樹立したオスカー有力作「Lady Bird(原題)」が、「レディ・バード」の邦題で6月に日本公開されることが決まった。
これまでに各国映画賞で48受賞・97候補(2017年12月28日現在。IMDbより)をたたき出し、第90回アカデミー賞(ノミネート発表は現地時間の1月23日、授賞式は3月4日)でも受賞が期待される本作は、「20センチュリー・ウーマン」や「フランシス・ハ」(共同脚本も担当)で存在感を放った女優グレタ・ガーウィグの初単独監督・脚本作。評判が評判を呼び、全米では5週連続トップ10入りを果たした。
「つぐない」「ブルックリン」の若手演技派シアーシャ・ローナン、テレビシリーズ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のローリー・メトカーフ、「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(3月30日公開)のトレイシー・レッツ、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」や「スリー・ビルボード」(2月1日公開)のルーカス・ヘッジズ、「君の名前で僕を呼んで」(4月公開)のティモシー・シャラメと、賞レースを引っ張る作品の出演者が軒並み顔をそろえた。
舞台は、米カリフォルニア州サクラメント。閉塞感あふれる片田舎に暮らすカトリック系女子高生のクリスティン(ローナン)は、自分のことを“レディ・バード”と呼んでいる17歳。映画は、高校生活最後の年を迎えたクリスティンが、友人やボーイフレンド、家族、そして自分の将来について悩み、揺れ動く様子をユーモアたっぷりに描く。レッツとメトカーフがクリスティンの父母、ヘッジズとシャラメがクリスティンを取り巻く男性を演じる。
「レディ・バード」は、6月に全国公開。
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