「ルイの9番目の人生」“世界で最もハンサムな男”の登場シーン映像公開!
2017年12月14日 17:00

[映画.com ニュース] リズ・ジェンセン氏のベストセラー小説を原作に、生まれてから9年間で9度も死にかけた少年を描く心理サスペンス「ルイの9番目の人生」の特別映像が、公開された。「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズで知られ、本作ではキーキャラクターの医師を演じるジェイミー・ドーナンに焦点を当てている。
2008年に死去した「イングリッシュ・ペイシェント」のオスカー監督アンソニー・ミンゲラが映画化を熱望し、遺志を継いだ息子で俳優のマックス・ミンゲラが製作と脚本を務めたサスペンス。主人公ルイをカナダの新星エイダン・ロングワースが演じ、デビッド・クローネンバーグ監督作品の常連サラ・ガドン、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」のオリバー・プラット、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のジュリアン・ワダム、「ブラック・スワン」のバーバラ・ハーシー、人気テレビシリーズ「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポールが脇を固める。
本作でドーナンが演じるのは、事故でこん睡状態に陥ったルイを目覚めさせようとする医師パスカル。映像はパスカルの登場シーンのほか、ドーナンのインタビュー映像で構成されている。とあるイベントに出演したパスカルは、「幼い頃、夢遊病でした」と自分の生い立ちを語り、「記憶が薄れてもこの経験は私の心を離れず、失われた空間への憧れが募った。人間の脳はただのパーツじゃない。そして人間は、脳が傷ついても心を通わすことが出来る」と続ける。本作のテーマにも通じる“脳の不思議”が語られる重要なシーンだ。
14年には、米サイト「TC Candler」が選ぶ「世界で最もハンサムな顔100人」の第1位に選ばれたドーナンは、インタビュー映像で「これは目を向けるに値するすばらしい価値のある映画だ。ストーリーに意外性があり、次の展開がまったく読めない。この映画には見る理由が詰まっているんだ」と熱く語っている。
「ルイの9番目の人生」は、ダニエル・ラドクリフが主演を務めた「ホーンズ 容疑者と告白の角」のアレクサンドル・アジャ監督がメガホンをとった。18年1月20日から全国公開。
(C)2015 Drax (Canada) Productions Inc./ Drax Films UK Limited.
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