「TOKYO TRIBE」井上三太と「デトロイト」がコラボ!描き下ろしイラスト公開
2017年12月13日 08:00
[映画.com ニュース] 映画「TOKYO TRIBE」や「隣人13号」の原作者として知られる漫画家・井上三太氏が、オスカー監督キャスリン・ビグローの最新作「デトロイト」とコラボレーションしたイラストが、公開された。
5日間で43人が死亡、1000人以上が負傷、逮捕者は約7000人にも及んだデトロイト暴動を題材に、捜査中の警官が黒人少年をなぐったことがきっかけで起こる“戦慄の一夜”を描く。暴動2日目の夜、銃声の通報があり、デトロイト市警察をはじめ、ミシガン州警察、ミシガン陸軍州兵が、アルジェ・モーテルで銃の捜索を開始。そのさなか、数人の警官が捜査手順を無視し、宿泊客の人権を無視した不当な尋問を始める。それはやがて、自白を強制する「死のゲーム」へと変貌していく。
本作をいち早く鑑賞した井上氏は、「強烈な差別と暴力にゾッとする。これが実話で、さらにその差別と暴力が未だに鳴り止まないことにさらにゾッとする。ただこの重いテーマをビグロー監督は一流のエンタテインメントに仕上げた手腕に脱帽する! 面白い!」とビグロー監督の手腕を絶賛している。
イラストにおいては、凶悪な白人警官クラウス(ウィル・ポールター)と被害者の1人ラリー・リード(アルジー・スミス)をモデルに、黒人と警官たちがもみ合うショットを加えて描いている。
「デトロイト」は、2018年1月26日から全国公開。
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