スパイク・リー監督のKKKスリラーにアダム・ドライバー
2017年11月19日 16:30

[映画.com ニュース] スパイク・リー監督と、デビュー作「ゲット・アウト」が大ヒットしたジョーダン・ピール監督がタッグを組み、白人至上主義団体KKKに潜入したアフリカ系アメリカ人の刑事を描く新作クライムスリラー「Black Klansman(原題)」に、アダム・ドライバーが出演することがわかった。
リー監督がメガホンをとる新作「Black Klansman」は、米コロラド州コロラドスプリングスの刑事ロン・ストールワースが、白人至上主義者を装ってKKKに潜入した実話を描く作品。ストールワースは1978年、地元紙に掲載されたKKKメンバー募集の広告に応募し、組織内で徐々にその地位を上げ、地元支部のトップに上り詰めた。電話や手紙などでやり取りする際は黒人であることを隠し、対面する必要がある場合には同僚の白人刑事を代わりに向かわせるなどして潜入捜査を進め、地元支部で計画されていた数々のヘイトクライムを阻止した。
本作は、ストールワースが2014年に出版した同名回顧録をもとに映画化。ストールワース役をデンゼル・ワシントンの息子で俳優のジョン・デビッド・ワシントンが演じる。米Deadlineによれば、ドライバーは、潜入捜査したコロラドスプリングスのユダヤ人刑事で、厳格かつ優秀で経験豊富なフィリップ役を演じるという。リーとピール、「ゲット・アウト」のブラムハウス・プロダクションがプロデュースする。
ドライバーは、スティーブン・ソダーバーグ監督が久々にメガホンをとったクライムコメディ「ローガン・ラッキー」で、チャニング・テイタム、ダニエル・クレイグ、ライリー・キーオと共演。同作は11月18日から日本公開される。また、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に続きカイロ・レン役を演じる、ライアン・ジョンソン監督作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が12月15日から世界同時公開。
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