上白石萌歌×上田誠の舞台「続・時をかける少女」に戸塚純貴、健太郎、乃木坂・新内眞衣ら

(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会

［映画.com ニュース］　上白石萌歌主演で筒井康隆氏による名作SFジュブナイルの続編を舞台化する「続・時をかける少女」の全キャストが発表された。若手実力派の戸塚純貴、初主演映画「デメキン」が控える健太郎、人気アイドルグループ「乃木坂46」の新内眞衣らが名を連ね、あわせて全キャストが集合した新ビジュアルが公開された。

クラスメイトの深町一夫こと未来人のケン・ソゴルと恋に落ち、タイムトラベルの力を得たものの、ケンが未来に帰る際に彼に関わる記憶をすべて消されてしまった女子高生の芳山和子が、再び現れたケンから「行方不明になった3人の科学者を一緒に捜してほしい」と頼まれたことから、再び時空を超える。原作は、「時をかける少女」を実写ドラマ化した「タイム・トラベラー」の脚本家・石山透が、ドラマの続編として描いた「続タイム・トラベラー」。その脚本を書籍化した「続・時をかける少女」を、劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠の脚本・演出で舞台化する。

発表されたキャストのうち、福田雄一監督作品などで活躍する戸塚が未来人のケン・ソゴル役を務め、今回が舞台初挑戦の健太郎は、和子の幼なじみの浅倉吾郎役を担当。和子がタイムトラベルをした過去で出会う訳ありのホステスで、物語の鍵を握る女性を、新内が演じる。

さらに、過去へ漂着した3人の科学者役で石田剛太、諏訪雅、土佐和成、彼らを追う捜索隊のメンバー役で永野宗典と、「ヨーロッパ企画」メンバーが多数出演するほか、捜索隊隊員メンバーに劇団「青年団」の島田桃依、捜索隊隊長に演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」の中山祐一朗と、演劇界の巧者がズラリ。タイムトラベルを研究する謎の人物をバッファロー吾郎A、和子たちを後押しする先生をMEGUMIが担当する。

2018年2月7～14日の東京グローブ座のほか、2月17日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演されることも決まった。YouTubeの「舞台『続・時をかける少女』」公式チャンネル（https://www.youtube.com/channel/UCiDoSGj8iAacyq50NzAjIWg）では、全キャストと上田によるコメント動画が配信されている。