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ジェフリー・ラッシュ×アーミー・ハマーで巨匠の素顔に迫る「ジャコメッティ」予告公開

2017年11月13日 10:00

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スタンリー・トゥッチが監督を務めた
スタンリー・トゥッチが監督を務めた
(C)Final Portrait Commissioning Limited 2016

[映画.com ニュース] 「英国王のスピーチ」や「鑑定士と顔のない依頼人」で知られるオスカー俳優、ジェフリー・ラッシュが、彫刻家アルベルト・ジャコメッティを演じた「ジャコメッティ 最後の肖像」の予告編が、公開された。

彫像「歩く男I」などで知られ、“20世紀で最も重要な芸術家”と称されるジャコメッティの知られざる姿を描く本作。「トランスフォーマー」シリーズや「スポットライト 世紀のスクープ」「美女と野獣」の俳優スタンリー・トゥッチが監督・脚本を務め、ラッシュに加えて「コードネーム U.N.C.L.E.」「ノクターナル・アニマルズ」のアーミー・ハマーらが出演する。

舞台は1964年のパリ。ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)に、個展会場で「絵のモデルになってほしい」と声をかけられたアメリカ人作家で美術評論家のジェイムズ・ロード(ハマー)が、巨匠の意外な素顔や内に秘めた苦悩を目撃していく。

予告編では、ジャコメッティとロードのユーモラスな掛け合いから始まる。「アゴを引け。少し右へ。行き過ぎ。そこだ、動くな」とロードに細かく指示を出したあげく、まじまじと顔を見つめて「冷酷な顔だな」と渋い顔で言い放つジャコメッティの姿や、「参った……」と頭を抱えるロードの姿が笑いを誘う。さらにはジャコメッティの弟、妻、愛人らが次々と登場し、ジャコメッティが大金を受け取る光景を目撃したロードは驚がく。だが、型破りな生き様とは真逆に、「自分に見えるままを表現したい」ともがき苦しみながらも創作に没頭するジャコメッティの姿に、ロードは魅了されていく。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでコミカルな演技を披露したラッシュが、風変わりだが愛らしいジャコメッティ像を構築している。

ジャコメッティ 最後の肖像」は、2018年1月5日から全国公開。

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