故ジョージ・A・ロメロ監督ハリウッド殿堂入り!ゾンビも祝福
2017年11月5日 07:00

[映画.com ニュース] 今年7月に肺がんのため77歳で死去した、ゾンビ映画の始祖ジョージ・A・ロメロ監督のハリウッド殿堂入りがついに実現した。
「ゾンビ3部作」として知られる、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生」(1968)、「ゾンビ」(78)、「死霊のえじき」(85)で、後にポップカルチャーの主流となる新たなジャンルを確立したロメロ監督は昨年、その功績が認められてハリウッド殿堂入りが決定していたものの、当人の死によりうやむやになってしまっていた。
しかしその後、「時計じかけのオレンジ」などで知られる名優マルコム・マクダウェルが発起人となり、クラウドファンディングIndiegogoを通して募金運動が発足。10月25日(現地時間)、ハリウッド大通りにある通称「ウォーク・オブ・フェーム」の星に、晴れてその名が刻まれることとなった。
米Dread Centralによれば、式典には「ゾンビ」(78)以降、ロメロ作品の常連となったトム・サビーニ、キャスリーン・キンモント(「ハロウィーン4/ブギーマン復活」)、コートニー・ゲインズ(「エクソシスト」)ら俳優に加えて、「ソウ」シリーズのダーレン・リン・バウズマン監督などフィルムメーカーも多数駆けつけ、現在のゾンビブームの礎を築いた名匠に敬意を表した。
また、生前ロメロ監督と特に縁が深かったマクダウェル、大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」で制作総指揮や監督も務める特殊メイクアーティストのグレッグ・ニコテロ、「ショーン・オブ・ザ・デッド」(04)のエドガー・ライト監督の3人が代表でスピーチを行い、ゾンビ姿で結集した多くのファンを前に、故人にまつわるそれぞれの思い出をユーモアたっぷりに語った。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ