怒号39連発!「アウトレイジ 最終章」名シーンイッキ見映像公開
2017年10月20日 11:00
[映画.com ニュース]北野武監督による人気シリーズの完結編「アウトレイジ 最終章」(公開中)の特別映像が、公開された。各キャラクターが怒号を飛ばしあう本シリーズらしく、本作の39個の怒号シーンを収めた内容となる。
関東最大の暴力団組織・山王会と関西の雄・花菱会との抗争後、韓国に渡っていた大友(ビートたけし)は、身を寄せている張グループと花菱の間に巻き起こったトラブルを機に、因縁に終止符を打つために帰国する。時を同じくして、花菱会ではトップの座をめぐる幹部たちの暴走が始まっていた。
ユーモラスなセリフ回しも本作の特長だが、映像では大友の「バカヤロー」に始まり、「魚のえさにしちまうぞコノヤロー」(大友)、大杉漣扮する花菱会会長・野村の「バカヤロー! この車、防弾じゃねえのか! 死んだらどうするんだコラァ」、花菱会若頭・西野(西田敏行)の「迷惑もハローワークもあるかい!」、若頭補佐・中田(塩見三省)が聞こえないふりをしてすごむ「あぁ!?」など、くせの強いものが並ぶ。映像は、首だけを残して地中に生き埋めにされた野村が、泣きながら「死んだらどうするんだバカヤロー……バカヤロー……」と消え入りそうな声でつぶやく変化球の怒号で幕を閉じる。
映像ではそのほか、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、白竜、名高達男、光石研、池内博之、津田寛治、金田時男、岸部一徳ら日本を代表するキャストが個性豊かなキャラクターに扮し、“怒号祭り”と呼ぶにふさわしいののしり合いを披露している。