坂本龍一、第30回東京国際映画祭「SAMURAI賞」受賞!軌跡をたどるイベントも実施
2017年9月22日 14:00

[映画.com ニュース] 日本を代表する音楽家・坂本龍一が、第30回東京国際映画祭の「SAMURAI賞」を受賞することが決定した。時代を切り開く、革新的な作品を世界に発信し続けてきた映画人に贈られる同賞。「ラストエンペラー」で第60回米アカデミー賞の作曲賞に輝くなど、世界で名を馳せる映画音楽家・坂本に授与される。
さらに「映画の未来の開拓」をビジョンに掲げる同映画祭では、坂本のスペシャルトークイベントを11月1日に実施。アカデミー賞をはじめとする数々の国際的な賞を受賞し、常に時代をリードする坂本がこれまでの軌跡をたどるとともに、自身の映画音楽論を展開する。なお特別招待作品として、坂本を追ったドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto: CODA」が上映される。
また、若い映画ファンや次世代を担う若手映画作家に向けた、セミナー形式のトークイベント“マスタークラス”も実施。隆盛の時代を迎えているフィリピン映画界の巨匠ブリランテ・メンドーサ監督(10月26日)をはじめ、仏カンヌ国際映画祭の常連・河瀬直美監督(28日)、「鋼の錬金術師」の実写化に挑んだ曽利文彦監督(30日)が、それぞれの日程で登壇し、講義する予定だ。
第30回東京国際映画祭は、10月25日~11月3日に開催。イベントの詳細などは公式サイト(http://2017.tiff-jp.net/ja/)に掲出される。
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