ナット・ウルフ、再来日をファンに約束! アンガ田中は“デスノート”の標的に?
2017年8月24日 22:35
[映画.com ニュース]大場つぐみ氏(原作)と小畑健氏(作画)による日本の人気漫画をNetflixが実写映画化するハリウッド版「Death Note デスノート」のジャパンプレミアが8月24日、東京・豊洲PITで開催され、主演のナット・ウルフ、キース・スタンフィールド、マーガレット・クアリー、プロデュースを手がけた俳優のマシ・オカ、アダム・ウィンガード監督が出席。レッドカーペットに登場したウルフらは、ツーショット撮影やサインに快く応じ、ファンと一緒に大はしゃぎ。その“神対応”に思わず号泣する女性もいたほどだった。
世界190カ国に配信される本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載された人気漫画を、「サプライズ」「ザ・ゲスト」などで脚光をあびたウィンガード監督が実写映画化。名前を書くだけで人を殺すことができる死神のノートを手に入れた男子高校生ライト・ターナー(ウルフ)が、ノートの力に魅了され、生きるに値しないと思う人々を殺し始める。ウィンガード監督が「(本作は)スリラー、アクション、ノワール、ホラーといったジャンル要素が詰め込まれたマッシュアップ的作品」と語り、特に名優ウィレム・デフォーが声を担当した死神リュークは「触れることができるような存在にしたかった」と造形にこだわり抜いたようだ。
「作品を引き受ける前に原作のことを理解しないといけないと思ったんです。ちょっと触れるつもりで漫画とアニメを見たんですが……」と話し始めたウルフは「すっかりファンになってしまいましたね」と告白。そして「ファンになったからには作品に見合う映画をつくらなければならない。結果的にアダムは見事に『デスノート』の世界をつくり上げています」とウィンガード監督の手腕を絶賛した。一方、舞台挨拶中もライトの宿敵・Lになりきっていたスタンフィールドは「原作へのオマージュをきちんと捧げたいという思いがあった。ライトとLのライバル関係がとても好きなので、その点を重視して演じました」と振り返っていた。
この日は、原作の大ファンだというアイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」の大矢梨華子、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生が駆けつけ、ウルフらに花束を贈呈。大矢から日本滞在について問われたクアリーは「相撲観戦、フクロウカフェやロボットカフェ、お寺も巡って、築地でお寿司を食べました」とニッコリ。「今回、自分の滞在は短いんだ」と残念がっていたウルフだったが「11月に弟と再び戻ってきたいと思っています。もしかしたら音楽もプレイするかも」と日本再訪をファンに約束していた。
やがてイベント終盤、死神リュークのコスプレをした田中卓志(アンガールズ)が登場し「コスプレのクオリティを見てください。ハリウッドデビューしたいんですよ! 次回作に出してほしい」とウィンガード監督に直談判。だが「タイツがとてもセクシーですね」とあっさりスルーされ、オカからは「ハリウッドでは一芸が必要。カニをやってくれませんか?」と無茶ぶりをされていた。やがて、司会者から「死神“田中”がまとわりついてきたらどうですか?」と質問されたクアリーは「彼の名前をデスノートに書きます」と即答し、場内の笑いを誘っていた。
「Death Note デスノート」は、8月25日からNetflixで配信される。
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