「ウォッチメン」が「LOST」のクリエイター総指揮でテレビシリーズ化
2017年6月25日 12:00
[映画.com ニュース] 米HBOが、グラフィックノベルの金字塔「ウォッチメン」のテレビシリーズ化を企画し、「LOST」「LEFTOVERS/残された世界」の企画・制作総指揮で知られるデイモン・リンデロフと交渉を行っていることがわかった。
コミック界の巨匠アラン・ムーア(作)とデイブ・ギボンズ(画)による原作は、スーパーヒーローたちの存在が歴史の流れを変えた20世紀中頃の世界で、人々を見守る“ウォッチメン”が、仲間の1人が殺害された事件を調べるうちに、巨大な陰謀に直面する物語。2009年にはザック・スナイダー監督のメガホンで実写映画化された。
米エンターテインメント・ウィークリー誌によれば、15年にスナイダー監督がテレビシリーズ化企画をHBOに持ち込んだが、その時は実現に至らなかったという。リンデロフが企画開発を手がけることになった場合、スナイダー版とは異なるプロジェクトになるようだ。
リンデロフは、日本でも大反響を呼んだ「LOST」や、今年フィナーレを迎えた「LEFTOVERS/残された世界」といったテレビシリーズのほか、「プロメテウス」「ワールド・ウォー Z」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」などSF大作映画の脚本を手がけている。