萬斎×猿之助×貴一×蔵之介×浩市が演技の異種格闘技!「花戦さ」メイキング映像公開
2017年5月23日 10:00
「地下鉄(メトロ)に乗って」「起終点駅 ターミナル」の篠原哲雄監督と、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」も手がける脚本家・森下佳子が組み、実在したいけばなの名手・池坊専好(萬斎)が親友の千利休(佐藤)を自害に追い込み、民を苦しめる豊臣秀吉(猿之助)に華道で戦いを挑むさまを描く。
東映京都撮影所で行われた撮影には、萬斎、佐藤、猿之助に加えて織田信長役の中井、前田利家役の佐々木が続々と集結。秀吉が利休に黄金の茶室作りを命じるシーン、専好と利家の会話シーン、信長が専好のいけた松「大砂物・昇り龍の松」を鑑賞するシーンなど、5人が演技合戦を繰り広げる撮影風景が映し出されている。
物腰柔らかな利休に扮した佐藤、威圧感を漂わせる信長役の中井など各登場人物になりきった俳優陣の熟練の演技だけでなく、萬斎が演技を反すうし「“シャドーアクティング”」とほほ笑み、弟弟子・専武役の和田正人と「坊主が2人で“おしょうがツー”」とおどけるオフショットも収められている。