実写版「ライオン・キング」ファブロー監督、ビヨンセ出演を熱望
2017年4月3日 12:00
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが準備中の実写映画版「ライオン・キング(原題)」で、主人公シンバの幼なじみで恋の相手ナラの声優の筆頭候補に、歌姫ビヨンセの名前が挙がっていることがわかった。
米バラエティによれば、メガホンをとるジョン・ファブロー監督たっての希望で、ビヨンセ自身はまだ決断していない。ビヨンセは現在、双子を妊娠中のため、スタジオやファブロー監督は、スケジュールの調整などあらゆる手立てを講じるつもりのようだ。出演が決定すれば、ビヨンセにとって2013年のアドベンチャーアニメ「メアリーと秘密の王国」で声優を務めて以来の映画出演となる。
同作は、アフリカの壮大な自然を舞台に、若きライオンの王子シンバの成長と闘いを描くミュージカル。1994年の長編アニメーションでは、モイラ・ケリーがナラの声を担当。大人になったシンバとナラの再会を彩る名曲「愛を感じて(Can You Feel the Love Tonight)」は、エルトン・ジョン作曲、ティム・ライス作詞のナンバーの中でも人気の高いバラードだ。
実写版「ライオン・キング」では、主人公の少年以外はすべてCGで制作した「ジャングル・ブック」と同様、最新のVFXを駆使しつつ、オリジナル版と同じ挿入歌を使用するという。主人公シンバ役には新進気鋭の俳優ドナルド・グローバーが決定しており、父王ムファサの声はオリジナル版に引き続きジェームズ・アール・ジョーンズが担当する。昨年の「ジャングル・ブック」で大成功を収めたファブロー監督が、同作の続編とともに準備を進めており、脚本はシリーズ最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のジェフ・ナサンソンが執筆する。
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