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“韓国のアカデミー賞”で新人女優賞!「哭声」天才子役の狂気の怪演収めた本編映像独占入手

2017年3月9日 12:00

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名優顔負けの演技力を発揮
名優顔負けの演技力を発揮
(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

[映画.com ニュース] 「チェイサー」で知られるナ・ホンジン監督が、クァク・ドウォンファン・ジョンミン國村隼ら日韓の名優を迎えて撮り上げたサスペンススリラー「哭声 コクソン」の本編映像が、公開された。「韓国中の子どもという子どもをオーディションした」(ナ監督)末に選ばれた子役キム・ファニが、主人公の娘役で強烈な怪演を披露している。

平和な小村で、村人が家族を殺す事件が連続して発生。捜査を進める警察官ジョング(クァク)は、殺人者たちと同じ湿しんが娘ヒョジン(キム)に出たことから半狂乱になり、捜査線上に上がったよそ者の男(國村)と対立していく。本国韓国で観客動員約700万人の大ヒットを記録し、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では満足度99%(3月8日時点)をたたき出した。

キムは、本作で父親思いの純真な娘が、何かに取り付かれたようにひょう変していくさまを生々しく演じており、“韓国のアカデミー賞”といわれる第53回大鐘賞で新人女優賞を獲得。その演技力の高さが大いに話題を集めた。本編映像では、悪夢にうなされたヒョジンが布団の上を転げ回り、悲痛な叫び声を上げながらひたすらに暴れたのち、我に返って「父さん、助けて……誰かが戸をたたいて入ろうとするの。知らないおじさんが入ろうとするの」とジョングの腕の中で号泣する姿を卓越した演技力で表現している。なお、よそ者に扮した國村は第37回青龍映画賞で男優助演賞と人気スター賞を外国人初のダブル受賞しており、両者の演技対決も本作の大きな見どころといえる。

哭声 コクソン」は、3月11日から全国公開。

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