ウェス・アンダーソン監督の新作アニメ、舞台は日本!コメントで“日本愛”爆発
2017年2月24日 10:00
[映画.com ニュース]「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン監督の新作ストップモーションアニメ「Isle of Dogs」の製作開始が正式発表され、FOXサーチライト・ピクチャーズの配給で全世界配給されることが明らかになった。さらに物語の舞台が日本であることから、アンダーソン監督が日本のファンに向けてコメントを寄せた。
第87回アカデミー賞で4部門を受賞した「グランド・ブダペスト・ホテル」の製作陣が再結集する本作は、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅を描く。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーベイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、野村訓市らアンダーソン監督作品に出演経験のある顔ぶれが結集。さらにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、ヨーコ・オノらも声優として出演する。
アンダーソン監督は「物語はどこが舞台でも起こり得るものですが、私たちは今回、とてもシンプルな理由で最新作の舞台として日本を選びました。それは、私が狂おしいほど、日本の映画、アート、食べ物、そして文化が大好きだからです! 私たちは黒澤明監督、宮崎駿監督作品に対して深い敬意を持っているのと同様に、北斎や広重の絵画、そして今作に協力いただいている、現在活躍中の数多くの日本人俳優、アーティスト、ミュージシャンに敬意を感じています」と、本作の舞台が日本になった経緯を明かす。そのうえで、「願わくば、この作品を通して、外国人である私から日本のストーリーテリングに対する熱烈な関心、尊敬の念、そして賞賛を伝えられれば幸いです」と同作に込めた思いを述べた。
なお配給を担うFOXサーチライトの共同社長であるナンシー・アトレー氏とスティーブ・ギルラ氏は「ウェス・アンダーソン監督の独創的な創造力から生み出される最新作で、行動を共にすることに興奮を覚えます」と語っている。公開は2018年の予定だ。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー