「デューン 砂の惑星」再映画化にドゥニ・ビルヌーブ監督が正式決定
2017年2月11日 11:30

[映画.com ニュース] SF作家フランク・ハーバート氏の小説「デューン 砂の惑星」とそれに続くシリーズの映画化プロジェクトに、「ボーダーライン」「メッセージ」の俊英ドゥニ・ビルヌーブ監督が正式決定したと、米エンターテインメント・ウィークリー誌が報じた。
原作者の息子で作家のブライアン・ハーバート氏はこのほど、「正式決定した」とツイート。「レジェンダリー・ピクチャーズは、『デューン』シリーズの新たな映画化プロジェクトの監督として、とてつもなく才能のあるドゥニ・ビルヌーブと契約を結んだ」と発表した。レジェンダリーは昨年、同著の映画化権とテレビ化権を獲得して以来、原作の大ファンであることを公言しているビルヌーブ監督と交渉を続けていた。
原作シリーズは、デューンと呼ばれる砂に覆われた惑星アラキスを舞台に、抗老化作用を持つ香料メランジをめぐる争いと権力闘争を描く壮大な叙事詩で、1984年にデビッド・リンチ監督が「砂の惑星」として映画化。また、それ以前には奇才アレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化に挑むも実現されなかったことで知られ、そのてん末を紐解くドキュメンタリー「ホドロフスキーのDUNE」が2013年に発表されている。
ビルヌーブ監督は現在、SF映画の金字塔「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー 2049」(10月27日公開)の仕上げの真っ最中で、その次の監督作と取り組むことになりそうだ。第89アカデミー賞で作品賞含む8部門にノミネートされたSFドラマ「メッセージ」は5月19日公開。
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