「ロマンポルノ」リブート、28年ぶり新作の本編映像初披露!
2016年9月15日 17:00

[映画.com ニュース] 生誕45周年を迎える成人映画レーベル「日活ロマンポルノ」リブートプロジェクトの予告編が、このほど完成した。メガホンをとった塩田明彦、白石和彌、園子温、中田秀夫、行定勲による「よーい、スタート!」という威勢のいい掛け声とともに、約28年ぶりに発表された新作5本の本編映像が初披露されている。
1971~88年に製作され、一定のルール内で撮影するという特質を有した同レーベル。「10分に1回絡みのシーンを作る」「70~80分前後の上映時間」「全作品が同じ製作費」「撮影期間が1週間程度」という条件のもと、17年間に約1100作品が継続して公開された。条件を守れば比較的自由に作ることができたため、創意工夫に富む若手監督たちが新たな表現に挑み続けた結果、「最もセンセーショナルな作品レーベル」として国内外で高く評価されている。
予告映像では、塩田監督作「風に濡れた女」の間宮夕貴と永岡佑が激しくぶつかり合い、白石監督作「牝猫たち」の井端珠里、真上さつき、美知枝はたくましく生きる女たちに息吹を注ぐ。園監督作「アンチポルノ」の冨手麻妙は極彩色のなかで躍動し、中田監督作「ホワイトリリー」の飛鳥凛と山口香緒里はエモーショナルな会話劇、行定監督作「ジムノペディに乱れる」に主演する板尾創路は芦那すみれ、岡村いずみら若手女優との刺激的なラブシーンを繰り広げる。
さらに、SMクラブのオーナー役で出演した白川和子や、看護婦長役で行定監督作に出演している風祭ゆきの姿も。各作品で一肌脱いだ俳優陣の役者魂が伝わる、往年のロマンポルノファン必見の仕上がりだ。
また、各作品の公開日も決定。「ジムノペディに乱れる」が11月26日に先陣を切り、「風に濡れた女」が12月17日、「牝猫たち」が2017年1月14日、「アンチポルノ」が1月28日、「ホワイトリリー」が2月11日から東京・新宿武蔵野館で封切られる。なお5作品共通の前売り鑑賞券は、今年9月17日から新宿シネマカリテで発売される。
(C)2016 日活
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