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窪塚洋介が挑む2本目のハリウッド映画が今秋撮入 日本兵役に「久しぶりに坊主頭かな」

2016年9月14日 08:00

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窪塚洋介の挑戦は続く
窪塚洋介の挑戦は続く

[映画.com ニュース] 俳優・窪塚洋介の米ハリウッド進出作第2弾「Rita Hayworth With a Hand Grenade(原題)」が、今秋にクランクインする。窪塚は、太平洋戦争の終結を知らないまま数十年間潜伏生活を送った残留日本兵・小野田寛郎氏と横井庄一氏をモデルにした日本兵役を演じる。

M:I-2」「マルコビッチの穴」「バットマン ビギンズ」のアートディレクターを務めたスローン・ウーレン監督がメガホンをとる今作は、第二次世界大戦中に銃弾を受け、南太平洋の島に漂着した戦場カメラマン、キャロライン・ベーカーが主人公。置き去りにされた日本兵ヒロオ以外は無人の島で、2人は敵対しながらも30年間にわたってサバイバルを繰り広げる。

映画監督・女優として活躍するエリザベス・バンクス(「ピッチ・パーフェクト2」など)がベーカー役で主演する。ヒロオ役の窪塚は「オーディションもなく、エリザベス・バンクス氏の相手役という、重要で面白い役が出来るのはとても嬉しいことだし、誇りでもあります。また一つ役者としての軌跡を伸ばし、今後も着実にキャリアを積み上げて、世界の舞台でも力を生かせるよう、今秋の海外での撮影に臨みたいと思います」とコメントを寄せ、日本兵役にあたり「久しぶりに坊主頭かなあ(笑)」と語っている。

さらに窪塚のハリウッド進出作第1弾「沈黙 サイレンス」(マーティン・スコセッシ監督)が、今秋に全米公開される。原作・遠藤周作氏が自身を投影した“もう一人の主役”ともいうべき役どころに挑んだ窪塚は、「ハリウッドだから『出られれば何でもいい』という仕事の選び方や、『エージェントのノルマだからやらなくてはいけない』ということではなく、日本でのスタンスと同じように心のままに仕事が出来るのは、ひとえにデビューがマーティン・スコセッシ監督の作品『沈黙』であったこと、そこで重要な役を演じられたこと、そして、その作品に関わった主要スタッフが認めてくれたからこそだと思います」と話している。日本公開は、2017年を予定。

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