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トム・ハンクス「ハドソン川の奇跡」NYプレミアで“苦悩の機長”本人からお墨付き!

2016年9月7日 20:00

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チェズレイ・“サリー”・ サレンバーガー氏(写真左から2人目)
チェズレイ・“サリー”・ サレンバーガー氏(写真左から2人目)
(正)Matthew Eisman

[映画.com ニュース] 2009年に米ニューヨークで起こった航空機事故を、クリント・イーストウッド監督とトム・ハンクスの初タッグで映画化した「ハドソン川の奇跡」の米ニューヨークプレミアが9月6日(現地時間)、リンカーン・センターのアリス・タリー・ホールで開催された。イベントには、イーストウッド監督とハンクス、アーロン・エッカートに加えて、ハンクスが演じたチェズレイ・“サリー”・サレンバーガー氏本人が登場した。

09年1月15日、乗客155人を乗せたUSエアウェイズ1549便がニューヨーク・マンハッタンの上空850メートルで制御不能になるトラブルが発生。サリー機長(ハンクス)の英断によって乗客全員が生還した奇跡の救出劇を描くと共に、ハドソン川に機体を着水させたことが問題視され、容疑者として追及されてしまうサリーの苦悩にも切り込む。エッカートは、サリーと共に航空機事故に巻き込まれるジェフ・スカイルズ副機長を演じている。

本作を鑑賞したサレンバーガー氏は「すごく気に入ったよ。とても感動的な経験だった」と太鼓判。「トムがキャスティングされてとてもうれしかったよ。彼は『多くの映像を見て、自分自身がどう話すか、どう歩くか、何を考えてどう物事を言うか見つけた』と言っていた」と明かした。

本人からお墨付きを得たハンクスは「『上質な作品で、僕を格好よく演じてくれている』と褒めてくれたので、その言葉を墓場まで持っていきたいと思っているよ(笑)」。サリーを「男の中の男」とたたえ「事故のことは世界中の人が知っていたけど、機長についての真実は誰も知らなかった。その真実を伝えることに演じる意味があると思ったんだ。僕も目からうろこだったのは、事故のあとの出来事。脚本を読むまではまったく知らなかったので、とても驚いた」と語った。

イーストウッド監督は「本作は、ニューヨークについての物語。事故当時、市民は(被害者を救出しようと)一緒に頑張ってくれていたし、最初にニューヨークの人たちに見てもらえてうれしい」と万感の思いを告白。サリーと監督作「アメリカン・スナイパー」の主人公クリス・カイルを比較して「人間には二面性があって、仕事では強い姿を見せても、一方では弱い一面があるんだ。僕もそうなんだけどね(笑)。そういう部分にこそドラマが生まれると思う」と語ったほか、日本のファンに向けて「みなさんが大好きだ。日本を舞台にした映画(『硫黄島からの手紙』)を撮ったこともあるくらい、私にとっては特別な国だよ」とメッセージを送った。

「クリント・イーストウッド監督は素晴らしい俳優であり監督。トム・ハンクスは世界一の俳優だ。一緒に映画を撮ることができて感激しているよ」と興奮気味に語ったエッカートは、「前回日本に行ったときに、皇居の周りを走ったんだ。すごく楽しかったからまたやってみたいな」とハンクスとの来日に胸を膨らませる。9月15日に予定されているジャパンプレミアでは、市川海老蔵と対面する予定だ。

ハドソン川の奇跡」は、9月24日から全国公開。

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