「SATC」キム・キャトラル、英BBCドラマ版「検察側の証人」に出演
2016年9月4日 08:00
[映画.com ニュース] ミステリーの女王アガサ・クリスティの短編小説で、のちに自ら戯曲化した「検察側の証人」の英BBCによるドラマ版に、「セックス・アンド・ザ・シティ」のサマンサ役で知られる英女優キム・キャトラルが出演することがわかった。
1925年に発表された「検察側の証人」は、金持ちの未亡人を殺害した容疑で起訴された青年とその年上の妻、青年の弁護士を中心に展開し、ラストのどんでん返しで知られる。57年にはビリー・ワイルダー監督によって「情婦」として映画化もされた。
今回のドラマは前後編の2部作。キャトラルは、グラマラスな未亡人エミリー・フレンチを演じる。ほか、エミリー殺害の容疑者の青年レナード・ボール役にビリー・ハウル、その妻ローマイン役にアンドレア・ライズボロー、弁護士役にトビー・ジョーンズが決定している。
脚本を、昨年末にBBCで放送され好評を博した、同じくクリスティ原作の「そして誰もいなくなった」ドラマ版の脚本家サラ・フェルプスが担当。「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」「キンキーブーツ」のジュリアン・ジャロルドが監督を務め、すでに撮影を開始している。今年のクリスマス頃の放送を予定。
なお先日、20世紀フォックス製作、ベン・アフレック監督・主演で「検察側の証人」が再映画化されることが発表された。