米誌選出「大人向けアニメ映画ベスト10」 日本映画最上位は「AKIRA」の4位
2016年8月17日 12:00

[映画.com ニュース] 米ハリウッド・レポーター誌の映画批評家ジョン・デフォー氏が、セス・ローゲン&エバン・ゴールドバーグ製作・脚本のR指定アニメーション映画「Sausage Party」の北米公開にあわせ、大人をメインターゲットにしたアニメ映画のベスト10を選出した。
1位に輝いたのはドン・ハーツフェルト監督の「なんて素敵な日」。そのほか、1973年にカンヌ映画祭でアニメーション作品として初めて審査員特別賞を受賞した「ファンタスティック・プラネット」から、今年のSXSWで上映された、再現ドラマやインタビュー映像にアニメ手法を用いたドキュメンタリー「Tower」まで、独自のスタイルをもった作品が選ばれた。日本からは、8位に今敏監督の「パプリカ」、7位に高畑勲「火垂るの墓(1988)」、4位に大友克洋監督の「AKIRA」がランクインした。
CGアニメーションとして初のR指定(17歳未満の鑑賞は保護者の同伴が必要)となった「Sausage Party」は、ソーセージを擬人化したキャラクターを主人公に、スーパーマーケットの商品たちが、自分たちの存在意義の真相、すなわち選ばれし者となり店を去った後に何が待ち受けているかを探求する冒険を描いた。8月12日(現地時間)に北米公開され、オープニング3日間の興行収入3400万ドル(約34億円)で全米ランキング初登場2位を記録した。
ジョン・デフォー氏選出の大人向けアニメ映画ベスト10は以下のとおり。
1.「なんて素敵な日」(ドン・ハーツフェルト監督)
2.「ウェイキング・ライフ」(リチャード・リンクレイター監督)
3.「ベルヴィル・ランデブー」(シルバン・ショメ監督)
4.「AKIRA」(大友克洋監督)
5.「スキャナー・ダークリー」(リチャード・リンクレイター監督)
6.「Tower(原題)」(キース・メイトランド監督)
7.「火垂るの墓(1988)」(高畑勲監督)
8.「パプリカ」(今敏監督)
9.「ペルセポリス」(マルジャン・サトラピ&バンサン・パロノー監督)
10.「ファンタスティック・プラネット」(ルネ・ラルー監督)
2.「ウェイキング・ライフ」(リチャード・リンクレイター監督)
3.「ベルヴィル・ランデブー」(シルバン・ショメ監督)
4.「AKIRA」(大友克洋監督)
5.「スキャナー・ダークリー」(リチャード・リンクレイター監督)
6.「Tower(原題)」(キース・メイトランド監督)
7.「火垂るの墓(1988)」(高畑勲監督)
8.「パプリカ」(今敏監督)
9.「ペルセポリス」(マルジャン・サトラピ&バンサン・パロノー監督)
10.「ファンタスティック・プラネット」(ルネ・ラルー監督)
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